• 久間田琳加

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――映像からも仲の良さがすごく伝わりましたよ! MVクランクアップの喜び方、半同棲生活でじゃれ合うシーンとか。あれは演出? それとも自然と生まれたものですか?

アーティスト、モデルという立場から互いに「お芝居をしなきゃ」みたいな意識があってガチガチになってやっていたんですが、監督に「素の凜音と琳加でいてほしい。オフの時に2人がしゃべっているのを見てるから、そういう感じもカメラの前で出してほしい」と言われて気持ちが楽になりました。

――モデルとしてデビューしてからの浮き沈みが描かれていましたが、どんな人でも多かれ少なかれリンクするところがありそうですね。

そうですね。私もすごく昔を思い出しました。オーディションもたくさん受けて、たくさん落ちました。監督もカメラが回る前に「いちばんつらかったことを思い出して……」みたいにボソッと言ってくるんですよ。思い出したくないことを思い出すのって精神的に結構キツくて(笑)。でも、ケンカのシーンでは「良い表情が撮れた」と言ってくださったので、よかったなと思います。

  • 久間田琳加

「悔しい!」「やってやる!」を繰り返す

――そう言われるとどのようなことがあったのか聞きたくなります(笑)。

はい(笑)。『ニコラ』をはじめてすぐの頃はなかなか誌面に出られない時期がありました。普通の小学生がいきなり芸能界に入ったわけですから、ポージングも全く分からない状態で。ポージングができなくて泣いて帰ったりしたこともありました。そういうことを思い出すと、やっぱりつらいなと(笑)。入りたての小6の頃なんか、本当につらかったです。家の鏡の前ではできていることが、なぜ本番になるとできなくなるんだろう……って。

――どのあたりで乗り越えられたんですか?

たぶん中2ぐらいだと思います。プロの世界というものを理解しないまま入ってしまったので、その状態でひたすら時が過ぎていくみたいな……。一応、専属モデルではありましたが、つらい時期でした。

  • 久間田琳加

――泣くぐらい精神的な負担があるのに、なぜそこまで耐えられたのでしょうね。

ただの負けず嫌いなんだと思います。落ち込んでから、「悔しい!」「やってやる!」を繰り返す中で、ようやく中2ぐらいで慣れて。「誰かに憧れて」とかではなくて、「自分との闘い」でした。周りがすごい人ばかりなので、「私もやってやる!」。本当に昔から負けず嫌いなんです(笑)。でも、今思えばよくがんばれたなと思います。今の自分があの時のように追い込まれたら……同じようにできるか自信ないです。いろいろな物事を知らない小中学生だったから乗り越えられたのかもしれません。

――『ニコラ』を卒業する時に思いをつづったブログがすごく長文かつ名文でした。苦しい時代のことから、お世話になった人が書かれていて。今の久間田さんを形作る上で、『ニコラ』での日々はかけがえのない時間だったのでは。

『ニコラ』は、4年半ですね。つらかったことも多かったし、それを乗り越えて楽しさを感じることができた大切な場所。初期の頃にそういう経験ができたのは、すごく自分にとっては幸せなことでした。後半になると自分の立ち位置もわかっていて、自分が引っ張っていかなければいけない立場になって。編集部にモニターチェックに行ったりしていました。

  • 久間田琳加

――「負けず嫌い」から生まれる行動力がすごいですね!「キラキラした場所を与えてくれたのがニコラでした」と書いてありました。

あー! 私でも何年も読んでいなかった部分を(笑)。「琳加のようになりたい女の子がたくさんいて、別冊を作ることになったよ」と聞いた時、すごくうれしかったです。「私服企画が人気だよ」と教えてくださったときもすごくやる気になりましたし、編集部に貼り出されていた「人気のコーディネート」に自分が入っていたときも、すごくうれしくて。

ファンの支えを原動力に

――前回の取材では『ヒルナンデス!』の放送直後でした。Twitterの反響がすさまじかったのですが、当時からファンの存在は久間田さんにとって大きな支えになっていたんですね。

もう、私にとっては大きすぎる存在です。熱いファンがすごく多くて、本当にありがたいです。デビュー当初から応援してくださっている方もいます。

  • 久間田琳加

――そういう方にもぜひ見てほしい作品ですね。

そうですね! 成長した私の姿をぜひ見ていただけたらと思います。

――横田真悠さん演じるスーパーモデルに「何を考えて仕事をしてるんですか?」と問いかけるシーンがありました。久間田さんが同じ質問をされたら、何と答えますか?

やっぱり、ファンのみんなが喜ぶ反応を見たい。自分自身というよりは、「みんなが応援してくれたおかげで自分がこういう仕事をできるようになったよ」と。ファンのみなさんのことを考えながら仕事をしている気がして、それがモチベーションになっています。そして、いろんな世代の方に知ってもらいたい。『Seventeen』を読んでくださっている方には知ってもらえていると思うんですけど、20代、30代、40代と年齢が変わっていくごとに、認知されるような人になりたい。そのためには、モデルだけじゃなく、女優もバラエティの仕事もがんばらないと!

――それを達成した先には……?

「久間田琳加みたいになりたい」と多くの人に憧れられる存在になれればいいなと思います。

  • 久間田琳加
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