HowtoForgeに11月29日(米国時間)に掲載された記事「Linux column Command Tutorial for Beginners (with Examples)」が、テキストデータを列表示に変更するcolumnコマンドの使い方を伝えた。Linuxに限らずUNIX系オペレーティングシステムにはテキストデータを整形するコマンドがデフォルトで搭載されているが、columnコマンドはそうしたコマンドの1つ。

紹介されている主な使い方は次のとおり。

コマンド 内容
column ファイルパス 列を複数列に変換する
column -t -s デリミタ ファイルパス デリミタを指定してテーブル表示する

columnコマンドに何のオプションも指定しなかった場合、次のように1列のデータが複数列のデータに変換される。

  • 1列が複数列のデータに変換される

    1列が複数列のデータに変換される

2列のデータであったとしても、それを1つの単位として複数列のデータが生成される。

  • 2列のデータがそれを1つの単位として複数の列データに変換される

    2列のデータがそれを1つの単位として複数の列データに変換される

オプション-tを指定するとデータを表の形式に整理して表示するようになる。オプション-sでデリミタを指定することができ、任意の文字を区切りとして指定して表形式に変換することが可能。

  • デリミタを指定してデータを表形式に変換

    デリミタを指定してデータを表形式に変換

columnコマンドを利用するとCSVデータのように特定のデリミタで区切られたデータを人間が見やすい形式に変換して表示させるといったことが行える。