別府地獄めぐり【大分県】

別府観光のハイライトといえば「別府地獄めぐり」。別府市内各所で湧出する個性豊かな“地獄”を周遊する人気の観光コースです。“おんせん県”大分が誇る、唯一無二の景観は一見の価値あり。温泉卵や地獄蒸し焼きプリンなど、別府グルメも堪能しながら、地獄めぐりを楽しみましょう!

“おんせん県”を代表する観光スポット


 ゴーっと激しい音とともに白い煙をモクモクとたてながら熱湯を噴射し続ける様は、まさに地獄。大分県別府市鉄輪・亀川地域では、1000年以上も昔から、その地獄のような地帯がいくつかあり、人々が近寄るどころか住民からは忌み嫌われていたそうです。しかし、年月が経つにつれて、独特の景観は“地獄”の愛称で親しまれるようになり、観光地として栄え、いくつかの地獄は国指定の名勝にまでなっています。

まずは、国指定名勝をじっくり見学


「別府地獄めぐり」で観られる地獄は7箇所あります。それぞれ個別に入場料を支払って入ることもできますが、全て観るのであれば割安の共通観覧券を購入するのがおすすめです。さて、まず押さえておきたいのは、国指定名勝の地獄、「海地獄」「血の池地獄」「龍巻地獄」「白池地獄」。「海地獄」は、地獄の中でも最大の規模を誇り、コバルトブルーの美しい色をした温泉です。温泉熱を利用して、大鬼蓮(オオオニバス)や睡蓮なども栽培しており、5月上旬~11月下旬が見ごろとなっています。また、日本で一番古い天然の地獄“赤い熱泥の池”「血の池地獄」、和風庭園の中にある青白の温泉と緑のコントラストが見事な「白池地獄」なども、目を見張る景観です。特に「白池地獄」では、温泉熱を利用した熱帯魚の展示も必見。ピラニアをはじめとする約10種類の熱帯魚を観察できる「熱帯魚館」や巨大魚・ピラルクを飼育する「ピラルク館」といった水槽も見学してみましょう。さらに、一定の間隔で熱水が豪快に噴出する「龍巻地獄」は、吹き出るタイミングをぜひチェックしてみてください。  そのほか、泥の中からボコボコと温泉が湧き出る「鬼石坊主地獄」、クロコダイルとアリゲーター約70頭のワニを温泉熱で飼育する、別名“ワニ地獄”とも呼ばれる「鬼山地獄」、1丁目~6丁目まで様々な湯の池が観られる「かまど地獄」などを、地獄めぐりで見ることができます。

各地獄の足湯や地獄ならではのお土産も要チェック!


 メインの地獄以外に、様々な楽しみ方ができるのも地獄めぐりの魅力です。「海地獄」「血の池地獄」「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」の4箇所には足湯もあるので、旅の疲れを癒すことができます。また、各地獄には温泉卵があり、「海地獄」には地獄蒸し焼きプリン、「血の池地獄」には皮膚病に効くと言われる軟膏「血の池軟膏」や湯船が赤く染まる入浴剤など、各地獄の特色を生かしたお土産も販売しています。 「海地獄」からめぐる場合は、「鬼石坊主地獄」「かまど地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」は徒歩圏内ですが、「血の池地獄」と「龍巻地獄」は少し離れているので、車やバス、タクシーを使うのがベター。詳しいアクセスなどは公式HPで確認して、別府地獄めぐりを満喫しましょう!