タクヤ(超特急)

超特急の4号車・タクヤが本日11月25日に東京・HMV&BOOKS SHIBUYAにて自身のスタイルブック「NYLON guys JAPAN TAKUYA STYLE BOOK」の発売記念イベントを行った。

「NYLON guys JAPAN TAKUYA STYLE BOOK」は彼の24歳の誕生日である昨日11月24日に刊行された一冊。「growth」をテーマに、タクヤが大人の男性へと成長していく過程を「ファッション」「ビューティ」「カルチャー」「プライベート」という4つの軸で表現し、ファッションページはアメリカのニューヨークで撮影が行われた。

イベント前には報道陣に向けた会見が行われ、ステージ上に姿を見せたタクヤは「24歳の誕生日はどこか特別で。と言うのも、こうやって自分のスタイルブックを発売することができて……これも支えてくださる方たちのおかげだと思っています。今日はよろしくお願いします」と挨拶をする。今の思いを問われると「今でも夢のような感じ」と語り「どのページをめくっても僕しかいないので不思議な感じもします(笑)。けれど、24歳の節目に自分を表現できる場を作れて、うれしいなと思います」と続けた。

撮影の舞台をニューヨークにしたことについては「個人的に好きだったんです。テレビや映画で観ていたニューヨークの光景を実際に自分の目で確かめたかったし、風景、背景の新鮮さも味わってほしかったし、滞在中だけでもスターになったような気分になれたらと選ばせてもらいました」と語ったタクヤ。作品の中で着用している衣装にも自身の意見を反映させたと明かしたが、中でも通常版の表紙で着用したトム・ブラウンのスーツには思い入れがあったという。彼は「学生の頃からすごく好きで、成人式で着たいなと思っていたけど当時だと買えなくて断念したんです」とコメント。この日のイベントで着用したスーツもトム・ブラウンのもので「24歳でこうして着ることができて。違う形ではありますが、うれしいなと思いました」と笑顔を見せた。

制作過程を振り返った際には、ハードだった撮影のエピソードも。1日で撮影したという「A to Z」のコーナーについては「体調を崩して熱があったんです」と告白し「けっこうしんどい思いをしつつも……笑ったり泣いたり踊ったり、体を鍛えたりするカットを撮りました(笑)」と苦笑いした。また、一番のお気に入りだという通常版表紙のカットを撮影した際には、降っていた雨が一時的に止んだそうで「奇跡の1枚です。すごく思い出にも残っています」と話していた。

完成したスタイルブックはメンバーに手渡したそうで、タクヤは「ユーキとユースケはサインを求めに来ました(笑)。ちょうど僕がサインを書いていたんですけど、後ろでユースケが待っててミニサイン会みたいになって、面白いなって。ユースケはすごくほめてくれたし、ユーキは『表情1つひとついい』って言ってくれました」とうれしそうに明かす。そして、ほかのメンバーについては「まだ感想を聞けてないんですけど、自分から聞くのもあれなんで(笑)。見てくれたらいいなと思います」と思いを語った。

会見の終盤、24歳の1年の目標を聞かれた際には「超特急も結成から約7年くらい経ちますが、さらに飛躍できるようにしたい」と思いを口にし「個人的には2020年の東京オリンピックのテーマソングなどを超特急でやりたい。そのためにはまだまだ行かないといけないし、2019年はそういった先の夢に向けてできることを着実にやっていく、勝負の年にしたいです」と未来を見据えたタクヤ。プライベートでの目標についても問われると、彼は「結局メンバーが絡んでくるんですけど……」と言いながら「超特急で唯一免許を持っているので、みんなでゆっくり旅行や遊びに出かけたいです。みんな『乗せてよ』って言ってくれるので、みんなを乗せてドライブとかできたらいいなあって思います」と話していた。