劇場版アニメ「GODZILLA 星を喰う者」のイベントに登場した瀬下寛之監督(左)と櫻井孝宏さん

 劇場版アニメ「GODZILLA 星を喰(く)う者」(静野孔文監督、瀬下寛之監督)のイベント「メトフィエスナイト」が15日、東京都内で行われ、瀬下監督、異星人のメトフィエスの声優を務めた櫻井孝宏さんが登場した。瀬下監督はメトフィエスの名前の秘密を「メトフィエスはラテン語の“7”という数字のアナグラム、文字を入れ替えたものなんです。あとはメフィストフェレスの『メフィスト』という言葉のアナグラムでもあるんです」と明かした。「7」は、劇中に登場する怪獣ギドラの「3本の首、2つの翼、尾が2本」を合わせた数字だと説明した。

 イベントはメトフィエスにスポットを当てたもので、瀬下監督はアフレコを振り返り、「声優さんの中でも『もう一回』と自分から録(と)り直しを求める方がいて、(主人公ハルオ役の)宮野(真守)さんもそれは多いのですが、櫻井さんは圧倒的に多い」と語った。また、最終章のハルオとメトフィエスのラストシーンについては「演技の後はオーケーを出さなくてはいけない立場なのですが、あまりにすごくて黙ってしまった……」と絶賛。イベントの最後のあいさつでは、アニメ版ゴジラを「ハルオを中心に描かれた正義と愛の物語」と表現し、「一生忘れられない作品になりました」と感慨深げだった。

 アニメは、2万年もの間、地球に君臨し続けてきたゴジラと人類の因縁の物語が描かれている。「名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)」などの静野さんとアニメ「亜人」などの瀬下さんが監督を務める。「魔法少女まどか☆マギカ」「Fate/Zero」などの虚淵玄(うろぶち・げん)さんがストーリー原案と脚本を担当し、「シドニアの騎士」「亜人」などのポリゴン・ピクチュアズが製作。今作は全3章の最終章。