日本マイクロソフトは、同社が8月に発売したモバイル「Surface Go」にLTEモデルを追加し、29日より発売する。法人向けに13日より先行受注を開始した。

"もっとできるを、軽々と"をコピーにノートPCのパフォーマンスとタブレットの携帯性を追求するSurface Goは、本体約522gというSurface史上最軽量のポータビリティを実現し、8月の発売以来、国内では製造業や教育機関など1,000以上の組織での採用を達成している。

今回、この「Surface Go」にLTE Advanced対応のSIMフリー機種を追加し、11月29日より発売されることを同社は公式ブログで発表している。ブログでは、当初から最前線"ファーストラインワーカー"での活用も想定されていたSurface GoにLTEモデルが追加されたことで"モバイルPC"としての活用シーンがさらに広がるとして、いくつかのシーンを提案している。

・営業の現場での活用
訪問先のネットワーク環境やテザリング機能に頼ることなく、その場で迅速に顧客に合った提案や、見積書・契約書の作成が可能になり、業務の効率化および顧客満足度の向上に貢献。

・工場や建設の現場での活用
Wi-Fi 環境の無い屋外の現場にいてもリアルタイムで現地の状況報告が可能になり、事務所に戻らずに一連の業務が現場で完了。

・教育の現場での活用
大人数での利用が可能なWi-Fi 環境の無い学校での活用、さらに校外での利用ができるようになるほか、家庭のネットワーク環境に依存しない持ち帰り学習も可能に。

ノート/デスクトップを問わず型落ちしたPCが生産を落としてしまうことは、広く言われてきたことだが、インターネット環境の変化やOSの切り替えのタイミングに最新ハードウェア環境は考慮しておかなければならないこととなる。