俳優・鈴木亮平が主演するNHK大河ドラマ『西郷どん』(毎週日曜 NHK総合20:00~20:45 BSプレミアム18:00~18:45/再放送 土曜13:05~)の第42話「両雄激突」が11日に放送される。

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    『西郷どん』第42話「両雄激突」 NHK提供

1年半ぶりに帰国した大久保(瑛太)。欧米使節団は条約改正にことごとく失敗し、政府内で孤立してしまう。一方、留守政府を担い、佐賀の江藤(迫田孝也)らと近代化政策を推し進めていた西郷(鈴木亮平)は、朝鮮国との外交問題解決のため単独で朝鮮に渡ろうとしていた。欧米列強の文明に圧倒され、内政改革が急務と考える大久保は、戦争を誘発しかねない使節派遣に断固反発。西郷との対立を深めていく。

この42話について、鈴木は公式サイトを通じて「三条実美、板垣退助、大隈重信、江藤新平、後藤象二郎、大木喬任(おおき・たかとう)らからなるこの『留守政府』は、学校教育、地租改正、徴兵令、鉄道や製糸場の開業などさまざまな功績を残した、とてもすばらしい内閣だったそうです」と説明。

「演じていて実感するのは、下級武士から成り上がっている人間が多いからか、情熱と行動力あふれる人たちの集まりだということ。それでいて人の意見を聞く柔軟さもあって、だからこそ西郷さんは彼らとうまくやっていけたんじゃないかと思います」と推測し、「そんな中、一蔵どんがついに欧米から帰国します。良くも悪くも、変化した政府の形と一蔵どんの考え方。“西郷と大久保”という悲しい対立の“芽”がついに頭をもたげます」と呼びかけている。

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