映画「ういらぶ。」の一場面 (C)2018 『ういらぶ。』製作委員会 (C)星森ゆきも/小学館

 人気グループ「King&Prince」(キンプリ)の平野紫耀さん主演の映画「ういらぶ。」(佐藤祐市監督)が9日からTOHOシネマズ日比谷(東京都千代田区)ほかで公開される。少女マンガ誌「Sho-Comi」(小学館)で連載された星森ゆきもさんの人気マンガ「ういらぶ。‐初々しい恋のおはなし‐」が原作。同じマンションに住む幼なじみの高校生男女4人組の友情が、恋のライバルの登場をきっかけに思わぬ方向へ変化していく様を描く。

 和泉凛(平野さん)、春名優羽(桜井日奈子さん)、坂下暦(玉城ティナさん)、藤蛍太(磯村勇斗さん)の幼なじみ4人は、美男美女で高校でも憧れの的。ただ凛と優羽はお互いに好き過ぎて思いを相手に伝えられず、そんな2人を暦と蛍太は心配しつつ見守っていた。ある日、好きなら好きとはっきり言うライバル兄妹、佐伯和真(伊藤健太郎さん)と実花(桜田ひよりさん)が4人の前に現れ、2人の恋と4人の友情が思わぬ方向へ動き始め……。

 相手に気持ちを伝えることの難しさを、ユーモアを交えながら甘く切なく描いている。まさに笑って泣けるラブストーリーだ。平野さんと桜井さんが、お互いに好きと言えずにすれ違ってばかりいるこじらせ男女をフレッシュに演じ、見ていて応援したくなる。

 凛と和真の男同士の壁ドンはカッコよく、凛と優羽の壁ドンは新鮮さもあった。恋に対する淡い思いだけでなく、嫉妬や独占欲、戸惑いも爽やかに描かれ、登場人物たちの成長にほっこりもさせられた。(遠藤政樹/フリーライター)