ウイングアーク1stは、BIダッシュボード「MotionBoard Ver.6.0」を12月6日に発売すると発表した。同製品の最大の特徴は、アーキテクチャーを一新しHTML5ベースで開発されている点で、従来のFlashを上回る描画パフォーマンスの向上を実現している。

  • ダッシュボードの例

モード切り替えによりFlashとHTMLの相互運用が可能で、今まで作成したダッシュボードの定義ファイルを利用でき、今後モバイル版( MotionBoard +Mobile)のHTML5化も予定している。

また、「Salesforce Chatter」や「Slack」といったビジネスチャット・アプリケーションにプッシュ通知が付加されており、ビジネスの変化をキャッチし素早いアクションに結びつけることが可能になっている。

さらにCData Software社のドライバーを採用することで、主要なクラウドサービスやデータベースと「MotionBoard」との連携が、スピーディーに実現できるようになった。

そのほか、「MotionBoard」からチャートデータや明細データを取得できるWebAPIを提供し、分析した結果を他システムで利用しやすくなっており、クライアントの動作環境として、MacOSのサポートが追加された。

価格は、クラウドサービスが月額3万円(10ユーザー、税別)で、パッケージ製品が230万円(10ユーザー、初年度の年間保守料金を含む、税別)となっている。