「王子が大渋滞」「14人が連続壁ドン」などの印象的すぎるワードがエンタメ業界をざわつかせている、『PRINCE OF LEGEND』。「ある日突然目の前に白馬に乗った王子が現れ、自分と恋に落ちたら」という女子たちの"シンデレラ願望"を叶えるというプロジェクトで、映画、ゲーム、ライブ、イベントなど様々なメディア展開が予定されており、現在は日本テレビでドラマ『PRINCE OF LEGEND』(毎週水曜24:59~)が放送中だ。

王子の中の王子、”トップオブザプリンス”は一体誰なのか、圧倒的なルックスを誇る王子たちがハイレベルな争いを繰り広げる……というストーリーだが、ドラマ第1話ではヒロインの果音(白石聖)が、彼らを「クソ王子」と一蹴するなど、波乱を感じさせる「今までにない」同作。王子同士の思惑や恋愛感情も絡み、予想のつかない展開を見せている。

今回は、”Team 奏”のセレブ王子・朱雀奏を演じる片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、”Team ネクスト”のダンス王子レッド・天堂光輝を演じる吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)にインタビュー。この前代未聞のプロジェクトについて、話を聞いた。

  • 左から片寄涼太、吉野北人

    左から片寄涼太、吉野北人 撮影:宮田浩史

HIROさんの新たなアイディアが形に

――今回の『PRINCE OF LEGEND』はかなりパンチの効いた企画だと思いますが、話を聞いた時はどんな印象でしたか?

片寄:1年ほど前にHIROさんが打ち合わせをされていたのだと思うんですが、その頃から、しきりに「片寄は王子だから」と言ってくださるようになったんです。予告にもあるように、「新時代の幕開けだな」と。

――まさに、LDHさんの新時代が。

片寄:最初は、半分「なんなんだろう?」と思っていたんですが(笑)。実際に、ドラマや映画だけでなくゲームもあるので、どこまで広がるのかと、未知の領域でした。

――以前佐野玲於さんに取材した時に、「HIROさんは少女漫画は苦手」というお話を聞ききました。

片寄:何かをきっかけに、HIROさんの中で、また新しいアイディアが生まれたのかな、という感じはします。それが何なのか、明確なことはわからないですけど、できる限り盛り上げていけたらと思っています。

吉野:僕は、最初に聞いた時は「おお、王子か」という感じでした。今までは『HiGH&LOW』など、男くさいイメージでやっていたので、率直に「”王子”って、どういう表現をしたらいいんだろう?」と思いました。台本をいただいたら、意外と王子っぽくない、人間味のある役だったので、演じやすかったです。

――吉野さんは”Team ネクスト”のダンス王子レッドの天堂光輝を演じますが、どんなキャラクターでしたか?

吉野:「憧れの恋」をしている王子です。最初は地味だったんですけど、女性に一目惚れをして、少しでも彼女に近づけるように男磨きなどの努力をする。スイッチが入って、振り向いてもらうために、ガツガツ行くようになります。

――『HiGH&LOW』では本人たちの意見や性格が反映されてると伺ってたんですけど、今回も反映されている部分はあるのでしょうか?

吉野:アーティストを目指していく上で努力をしているところなど、役と通ずるとことはあるのかなと思います。

――セレブ王子・朱雀奏については、片寄さんはどう捉えられていたんですか?

片寄:奏は、物語の中で軸となっていくキャラクターなんですけど、現実とかけはなれた、良い意味でぶっ飛んだ設定なので、すごく悩みました。かっこいい役だと思われているようだけど、全然、そうじゃないんです。ヒロインの果音から、「クソ王子」と言われるところからのスタートなので(笑)。脚本の松田(裕子)先生も「片寄くんと真逆だから、難しかったんじゃない?」と言ってくださって、自分の中ではすごく挑戦でした。

――互いの王子っぷりを見ての感想は。

吉野:王子です。もう理想像ですよね、王子の。

片寄:いやいやいやいや(照れる)。どうなんでしょうね、わかんないです。「理想の王子とは?」ということが、わからないからこそ、奏を演じることができたのかもしれません。また、この作品は特殊で、普通の少女漫画だったら、ヒロインがいろんな男の子に振り回されると思うんです。この作品も色々な王子が大渋滞していて、ヒロインがいる構図に見えるんですけど、実はヒロインが一番のイケメンで、男たちが振り回されている。今までのセオリーとはぜんぜん違うし、台本を読んだ時に「あ、僕がヒロインなんだ」と思いました。

――そうなんですね!

片寄:『兄に愛されすぎて困ってます』の時とは、真逆の立ち位置でいなきゃいけなかったんです。だから、「(土屋)太鳳ちゃんは、どう演じてたのかな?」と考えるレベルでした。ヒロインの子たちの特徴を分析するところから始めたかもしれないですね。