月1万円の節約が、たった2枚の書類からできる? だまされたと思って試してみませんか?

◆2つの書類は節約のヒントがたくさんの宝の山かも!
あなたがもし、節約ができずに悩んでいるとしたら、まずは2つの書類をみつけてきてください。それは「銀行の預金通帳(給与振込口座)」と「クレジットカードの支払い明細書」です。

あなたがもし節約をしたいと考えるなら、「固定費」か「日常生活費」のどちらかを削るしかありません。しかし、きっと多くの人は毎日のやりくりの中から節約をするのは難しいと感じていると思います。

そこで、考えてみたいのが「固定費」です。ここでいう固定費というのは自動的に費用が引き落とされており、実は見直しの余地がある、というものです。それでは2つの書類を探してみてください(クレジットカードが2枚以上ある場合はそれぞれ明細書を探すこと)。

◆全部の引き落とし項目をチェックしてみると謎だらけかも?
まずは銀行預金通帳からチェックしましょう。こちらのほうが引き落とし項目が少ないからです。次にクレジットカードの支払い明細書をみていくといいでしょう。

それぞれ、定期的に引き落とされている項目について内容と金額を確認していきます。クレジットカードは項目が多いので、1度きりの買い物ではなく定期的に引き落としがあるものにマーカー等で目印をつけると分かりやすくなります。一般的には次のような項目があるはずです。

家賃(賃貸生活の場合)/住宅ローン(返済中の場合)/駐車場代
公共料金(電気、水道、ガス、NHK)
通信費(NTT、自宅インターネット回線、携帯電話)
映像系娯楽費(WOWOW、スカパー!、ケーブルテレビ、NetflixやHulu等)
月額会費系(音楽配信サービス、SNSやゲームの課金、ストレージサービスの課金など)


チェックを始めると、6~7割はすぐ項目に思い当たるものの、カタカナの略称や課金会社の名前だけで何の費用か分からないこともあります。こういう「よく分からないけれど、引かれている」は見直しのチャンスです。なぜなら、止めても困らない可能性があるからです。

◆ストップできるもの、値下げできるものを考えてみる
まずは「ストップできるもの」を探します。課金がゼロになれば、その分丸ごと貯金に回せるからです。毎月引き落とししているけれど、ほとんど使っていないようなものは1度止めてみます。

ちょっと悩むくらいのものは、ほとんど止めても問題ないはずです。月額課金を止めると今まで育てたキャラがリセットされるのでは、と悩む人もいますが、2度と遊ばないゲームに払うお金ほどムダはありません。ここは古いゲームから卒業するチャンスと考えてみましょう。

映像系のサービスについてもダブりがでていて、停止したり縮小できることがあります。たとえばNetflixやHulu、Amazonプライムビデオなどに契約していて、その分スカパー!やWOWOWの視聴時間が減っているなら、これは見直してみるべきでしょう(私はスカパー!やWOWOWを契約して視聴もしていますが、家族の視聴時間が一定ラインを下回ったら見直しだと考えています)。

次に考えてみるのは「値下げ」です。先ほどの映像視聴系の課金も、切り替えによる値下げにつながるならサービス変更を考えてみるべきでしょう。もちろん、内容で選べばよく、海外ドラマやサッカーの放送ラインナップによっては、「ここは解約できない」ということもあるでしょう。そういうときは他のサービスをチェックしてみてください。

プランの変更もあります。電気料金の自由化で毎月の電気代が5~10%でも下がるのなら、サービスは同じで値段だけ安くなるわけで、何も困らず差額を貯金に回せることになります。切り替えの費用もかかりません。ダメ元で比較サイトを調べてみましょう。

携帯電話の料金プラン変更も、契約2年前後なら一度しっかり調べてみるべきでしょう。端末を別途確保し、MVNOにすれば、毎月の負担は数千円にまで下がることもあります。3契約で月5000円ということもあり、もしかしたら家族1人分の携帯料金で全員が収まるかもしれません。

◆目標は「月1万円の節約」!ぜひ実現してみよう
これは例ですが、

・電力会社変更     2000円
・映像サービスの見直し 3000円
・月額課金の停止    1000円
・携帯電話会社変更   3000円

のように積み上げていくと、月額1万円の節約になることも珍しくありません。費用の大きい項目の見直しに成功すると、2~3つで1万円を超えることもあります。一度サービスを止めてみると「なんだ、実はもう利用していなかったものに毎月お金を払っていたのか」と気づくことがあります。それこそ見直しの意義です。

ぜひ、「2枚の書類」で月1万円の節約にチャレンジしてみてください。

文=山崎 俊輔(マネーガイド)