インターネットイニシアティブ（IIJ）と住友商事は、国内外の農業にイノベーションを起こすことを目標に、先端農業に関する市場調査、製品開発、製造および事業化に関する業務提携を締結したと発表した。

IIJと住友商事は、水稲・小麦・大豆・サトウキビ等を対象に、農作業の効率化やノウハウの可視化を実現するため、製品開発や製造販売に関する取組を推進。まずは、農業生産者にとって使い易く安価な通信サービスの事業化に向け、住友商事が戦略的提携を発表したJAみやぎ登米管内において、LoRaWAN 等のLPWA技術と各種センサーを用いた通信技術の実証を進める。

IIJでは、IoTシステムを構成するネットワーク、クラウド、デバイスゲートウェイや、システムのセキュリティ確保など、「つなぐ」ために必要な要素技術を土台にさまざまなシーンにおいて技術開発に携わっており、今後両社は、本提携により農業の効率化と生産者の利益を追求した新技術・製品・サービスの開発・展開を進めていく。

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