キヤノンITS、西東京データセンターでIDS/IPSサービス提供

キヤノンITソリューションズは、同社運営の西東京データセンター上で構築するクラウドサービス「SOLTAGE」やホスティングサービス利用ユーザーを対象に「IDS/IPSサービス」の提供を17日より開始する。

都心からのアクセスや強固な地盤に立地する同社の西東京データセンター。2017年10月にはデータセンターの運営品質を認定するUptime InstituteのM&O認証を取得している。M＆O認証は、運営品質の評価を基軸に、米国の第三者機関Uptime Instituteが認定するもので、「スタッフと組織体制」「メンテナンス」「訓練・教育」「計画とマネジメント」「設計値・運用値の管理」などファシリティとは異なる運営部分の評価を行うものだ。今回同社は、この西東京データセンター上で展開するクラウドサービス「SOLTAGE」やホスティングサービスに不正アクセスを侵入検知・侵入防御する「IDS/IPSサービス」を提供することを発表した。

西東京データセンターの概要図(同社センター紹介Webページより)

サービスはネットワーク上に設置された不正侵入検知・防御システム(IDS/IPS)によるトラフィック常時監視を行い、検知した際には自動的にユーザーへのの通知や防御を行うもので、ユーザーはIDS/IPS機器の導入や保守・運用コストの軽減を図ることができる。メニューは不正侵入検知(IDS)コース(初期費用50,000円/月額32,200円いずれも税別)と不正侵入防御(IDS＋IPS)コース(初期費用69,400円/月額32,200円いずれも税別)、シグネチャに基づく攻撃検知と攻撃検知/防御がそれぞれで提供されメールによる通知、1カ月間のレポートが提供される。