強運コンサルタントの横山信治さんによれば、運のいい人は良い言葉を使っている人だとか。良い言葉を使えば良い人が集まり、良い運が寄ってくる。前向きで明るい言葉、感謝を表す言葉を使えば人生も明るく前向きになる!

強運コンサルタントの横山信治さんに、運のいい人はどのような人なのか、開運のポイントとともに伺いました。

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◆明るく前向きな言葉を使うことで人生は変わる
運とお金が寄ってくるには、運にもお金にも好かれる人間になること。運は人が運んでくる、つまり人に好かれる“魅力的な人”になることが開運のポイントなのです。

そのために重要なのは言葉です。魅力的な人と会話するとすぐにわかりますが、まず例外なく前向きで明るい言葉、楽しくなる言葉をたくさん発しています。逆に周囲の人が不愉快になるようなマイナスの言葉や暗い言葉を発している人は、人が離れていくと同時に運も離れていきます。

実はかく言う私も、以前はマイナスの言葉ばかり口にする人間でした。とある金融系の会社で融資の回収部門に回されたとき、仕事が苦痛で家でも毎日ため息と愚痴ばかりでした。本当に会社に行くのが辛いのです。でも、辞めたくても自分には奥さんと子供がいる。何としても会社にしがみつかなければと考えていました。

そんなある日息子が登校拒否になってしまいました。自分自身さえコントロールが難しい状況で、父親として向き合わなければならない。息子の部屋へ行き、子供に「ちゃんと学校に行きなさい」と話したとき、息子の言葉が衝撃的でした。「朝からため息をついている親父(てめぇ)に意見されたくねぇよ!」

それまで強く反抗したことのない子どもだったので驚きました。と同時に、自分がそのように見られていたことにショックを受けました。妻に聞くと、たしかに毎朝ため息ばかりついていたそうです。自分を変えなければいけない。そう強く思いました。

仕事もプライベートも最悪な状況の中、最もツイていない状況の中で、「運」とは何か? 人生の流れを変える方法はあるのか? 必死で本を読み勉強しました。そして明らかになったことが、運とは人との関係で変わるということ。それには自分が変わらなければいけないこと……。

まず、私は自分の発する言葉を変えました。それまでの私は「辛い」とか「嫌だ」とかマイナスの言葉ばかり発していました。それを「楽しい」とか「嬉しい」というプラスの言葉に変えたのです。「ありがとう」という言葉も意識して発するようにしました。

ちなみに、「ありがとう」ではなく「すみません」という言葉を使う人が多いのではないでしょうか。「すみません」というのは自分を卑下する言葉です。それによって相手を立てるのですが、その言葉を使っているうちに無意識に自分を低く下げてしまいます。

それに対して「ありがとう」は、自分を卑下することなく相手に感謝の意を示す言葉です。お互いが気持ちよくなれるプラスの言葉。つい「すみません」と言ってしまうところを、意識して「ありがとう」に変える。しばらくすると自然に「ありがとう」の言葉が口を突いて出てくるようになります。

◆思考を柔軟にすることで思い込みから抜け出す
実際の状況は辛くても、言葉を明るいものに変えると不思議に表情も明るくなります。すると、不思議なことに家族や自分の周りも明るい顔になっていく。心が柔らかくなると、考え方も同様に柔らかくなっていきます。

それまでは会社を辞めたら次の職がないと思い込んでいました。たとえ転職しても収入は半減すると思い込んでいました。

本当にそうなのでしょうか? 
会社を辞めることは、もっと自分にふさわしい仕事に就けるチャンスかもしれません。それが新しい可能性を見つけることになり、収入が半減するどころか増えることだってあるはずだ。そう考え方がプラスに変化していきました。

言葉を変えることで考え方も変わる。それが行動につながり、不思議と結果につながっていきました。40歳を超えて金融関係での転職は不可能と言われていたのが、1カ月半で再就職。しかも年収は半分以下になるといわれていたのが、100万円以上もプラスになるという結果になりました。

常識を覆した変化の秘密は、何のことはない、日常で使う言葉を変えただけなのです。高額なセミナーを受けて意識改革したわけでも、苦労して何かの資格を取ったわけでもありません。仕事運や金運をアップさせるには、決して難しいことをする必要はないということを分かっていただけると思います。

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教えてくれたのは…
横山信治さん

1982年日本信販(株)(現三菱東京UFJニコス)入社。 営業成績全国最下位のダメ営業マンから、全国NO.1営業へ。2001年2月ソフトバンクファイナンスに転職し、日本初のモーゲージバンク(証券化を資金調達手段とした住宅ローン貸出専門の金融機関)SBIモーゲージ(株)設立。当初4人でスタートした会社を、従業員250名、店舗数191店舗の上場会社へ成長させる。東証一部上場の金融グループにて、役員、社長を経て、2014年4月独立。株式会社オフィス・フォー・ユー代表取締役社長。幼少の頃(10歳)、六代目笑福亭松鶴に弟子入り。上方落語協会最年少落語家としてテレビ、ラジオ、劇場に多数出演。一門には仁鶴、鶴光、鶴瓶、明石家さんま等がいる。笑福亭鶴瓶は弟弟子で入門は横山より3カ月後。3年間の通い弟子として一緒に修行する。

これまで2万人以上のビジネスパーソンと接し、3000人以上の採用面接に立ち会う中で、多くのリーダーと接し、また自らリーダーとなった経験を元に、ビジネスパーソンが気付いていない、仕事のコツを伝えるため、講演、執筆活動を行う。また人生の浮き沈みの中で「運」に興味を持ち、独自に勉強して開運の理論と方法を確立し、「運」が良くなるコツとポイントを伝える活動も行う。おもな著書に『一生食べていくのに困らない「人を味方にする」仕事術』『めちゃくちゃ運が良くなる人づきあいの技術』(ぱる出版)、『仕事に幸せを感じる働き方』(あさ出版)など多数。

取材・文/ビルドゥングス

文=あるじゃん 編集部