KDDIは、モノの量、在庫、残量の管理を目的としたIoTサービス「KDDI IoTクラウド ~マットセンサー~」の提供を2019年1月以降開始すると発表した。

「KDDI IoTクラウド ~マットセンサー~」は、工場部品在庫や段ボール資材などさまざまモノを「スマートマット」に乗せ、センサーで重さを計量しクラウドと連携することで、モノの増減を見える化・管理ができるサービス。

  • サービスイメージ

実際に、倉庫やバックヤード、遠隔にある拠点などへ足を運ばなくても、スマートフォンやPCから管理画面で残量を確認できる。

また、しきい値を設定することで、一定の重さや数量になった場合にアラートが通知され、アラート通知に従い、システムからの自動発注を行える。

「スマートマット」

「スマートマット」は、単3形乾電池4本で動き(約1年間連続稼動)、ケーブルレスセンサーで、コンパクトな2種類のサイズのマットを組み合わせることで、さまざまなスペースへの設置ができる。マットはA3サイズ(計測重量100g~100kg)、A4サイズ(計測重量10g~30kg)がある。また、複数枚のマットを用いて、物流パレットのような大きな製品への対応も可能。

  • 利用用途。モノが減るタイミングを検知(上段)とモノが溢れるタイミングを検知(下段)

「スマートマット」、専用ルーター、回線を1パッケージでの提供となり、1セットあたり月額1,960円から。