中洲ぜんざい【福岡県】

中洲の川端商店街のほど近くにある、昔ながらの甘味処「中洲ぜんざい」。軽く焼いたお餅と優しい甘さが、どこか懐かしい味を感じさせてくれる老舗です。ちょっと休憩で甘味をいただくには最適なお店ですよ。

中洲川端商店街のほど近くに佇むこじんまりとした老舗


創業は約70年前。中洲市場で生まれた後、今の上川端に移転してきたそうです。現在は、三代目の横道千枝さんが切り盛りしていて、昔ながらの味を守り続けています。お店の一番人気は「ぜんざい」(500円)。北海道十勝産の大納言を使ったつぶあんの、優しい甘さがクセになる逸品です。年中人気のぜんざいは、先代である横道さんの父親が毎日炊いているといいます。煮崩れせずあずきの粒感をしっかり感じるのは、創業から変わらない独自の製法だからこそ。佐賀県産のもち米で作るお餅と一緒に食べれば、焼き餅の香ばしさに大納言の風味が寄り添い、まさに口福。特に冬場は、体も心もほっこりとした優しさに包まれますよ。 また、ぜんざいに自家製の白玉が乗った「冷やしぜんざい」や、期間限定(10〜5月)の「アイスクリームぜんざい」など、冷たいメニューもラインアップ。特に「アイスクリーム抹茶ぜんざい」は、注文を受けてから立てる宇治抹茶のほろ苦さもプラスした、おすすめのメニューです。ちなみに夏には、あんこや宇治抹茶を使ったかき氷も登場。ラムネ(通年)と一緒に涼を求める人も多いそうです。四季を通じて様々な味を堪能できるのもこちらならでは楽しみ方なんです。 また、横道さん曰く「福岡の方はつぶあん好きな方が多いんですよ」というように、ぜんざいを食べる人がほとんどだそうですが、こしあんを使った「しるこ」(500円)もあるのも安心。何人かで食べる場合は、違うメニューをみんなでシェアしてみるのもいいかもしれません。思わず「ただいま」と言いたくなるような心落ち着いた店内で、昔から博多っ子に愛される味をじっくりといただきましょう。