アスクは10月11日、360度の全天球写真や全天球動画の撮影ができる全天球カメラの新製品「Insta360 ONE X」を発売すると発表した。強力な電子式手ぶれ補正機能を新たに搭載し、激しい動きでもぶれのないなめらかな動画が撮影できるようになった。自撮り棒などにInsta360 ONE Xを取り付ければ、撮影者を中心に周囲の360度動画が撮影できる「バレットタイム」や、選択した被写体を自動追跡しながら撮影できる「スマートトラック」など、ユニークな撮影も可能。発売は10月下旬の予定で、予想実売価格は税別5万円前後の見込み。

  • 360度の全天球写真や全天球動画の撮影ができる全天球カメラの新顔「Insta360 ONE X」

本体にF2.0の魚眼レンズやソニー製の1/2.3インチCMOSセンサー(画素数は非公表)を2基備えており、5.7K動画(5760×2880ドット、30fps)や18MPの写真(6080×3040ドット)の撮影が可能。着脱式のバッテリー(1,200mAh)を搭載しており、最大60分間の連続使用が可能。カメラ単体で撮影が可能なほか、Wi-Fiでスマホに接続すればライブビューを確認しながら撮影できる。

  • 小さな表示パネルを備える

  • 前後にカメラを搭載する

  • バッテリーは交換式となる

  • 充電用のmicroUSB端子を搭載

  • カメラは線対称で取り付けられている

  • 下部にはmicroSDカードスロットを備える

新たに、本体内に搭載した6軸のジャイロスコープを利用してぶれを強力に補正するFlowState技術を採用し、激しい動きでもぶれの少ないなめらかな動画が撮影できるようになった。従来モデルで好評のバレットタイム撮影やハイパーラプス撮影、スマートトラック撮影などの機能も継承する。

撮影した静止画や動画はスマホの専用アプリで再生できるほか、Facebook Live 360やYouTubeと連携させることで360度動画のライブストリーミング配信も可能。

本体サイズはW48×H28×D115mm、重さは115g(バッテリー含む)。