各モデルともELグラフィック仕様で、バックライト点灯時にはそれぞれ（上記順に）「G」「-」「S」「H」「O」「C」「K」のデザイン文字が浮かぶ。まさか「-」（ハイフン）まで、という感じだが、これがないと計7文字にならないし、ただの横棒でなくデザインされた文字なので存在感がある。
注意しなければならないのは、中途半端にそろえると「G」「O」「C」「K」（gock：英語で「べとべとしたもの」という意味の俗語）なんてことになりかねない点だ。毎月、買い逃さないようにしよう！
■恵比寿神（G-7900SLG-4JR）
恵比寿神（G-7900SLG-4JR）
恵比寿様といえば、鯛と釣り竿がイメージ。そこで、やはり釣り人には必須のタイドグラフ（潮の満ち引き表）機能を装備したモデル「G-7900」が選ばれた。真っ赤なカラーは鯛をイメージ。
バンドには鱗がデザインされ、遊環には鯛そのものが縁起の良い金色で描かれている。バックライト点灯時に浮かび上がるELグラフィックは「G」の文字。その他の機能や仕様はベースモデルと同様。1万5,500円で10月12日発売。
■弁財天（BGD-560SLG-4JR）
弁財天（BGD-560SLG-4JR）
唯一の女神である弁天様は、やはりBABY-Gからのセレクト。ベースモデルを「BGD-560」とすることで、次に紹介する布袋尊とスクエアデザインのペアウオッチになるよう考慮されている。
弁財天は水神で女性なことから、カラーはサンゴをイメージしたピンク。バンドにはそのサンゴと弁天様の持ち物の琵琶がデザインされている。一見すると具象よりカモフラのように見えるところがファッショナブルだ。遊環には財を意味する宝珠が描かれている。バックライト点灯時に浮かび上がるELグラフィックは「-」の文字。その他の機能や仕様はベースモデルと同様。1万4,000円で11月発売。
■布袋尊（DW-5600SLG-7JR）
布袋尊（DW-5600SLG-7JR）
ベースモデルは、G-SHOCKオリジンの血統を受け継ぐ「DW-5600」。弁財天とペアウオッチとしての使用も想定されている。布袋様の持ち物である袋や杖、松の木をケースとバンドにデザイン。水墨画のように濃淡で魅せる表現が目を引く。
遊環には幸運を呼び込む扇が描かれている。バックライト点灯時に浮かび上がるELグラフィックは「S」の文字。その他の機能や仕様はベースモデルと同様。1万6,500円で11月発売。ちなみに、以前にもG-SHOCKは布袋モデルを発売したことがあるが、それとはまったく別の商品なのでご注意を。
■毘沙門天（DW-6900SLG-1JR）
毘沙門天（DW-6900SLG-1JR）
ベースモデルは、これまたG-SHOCKの定番モデル「DW-6900」。ケースとバンドは半透明のスモーク仕様で、見切り板とバンドには軍神らしく甲冑の模様を配置。フェイスは、レッドとローズゴールドを用いた勇ましいデザインにまとめられている。
遊環に描かれているのは、宝物箱。バックライト点灯時に浮かび上がるELグラフィックは「H」の文字。その他の機能や仕様はベースモデルと同様。1万8,000円で12月発売。
■大黒天（GX-56SLG-1JR）
大黒天（GX-56SLG-1JR）
大黒天の名にちなんで、ビッグ（大）サイズケース×ブラック（黒）カラーの「GX-56」がベース。バンドに打出小槌とネズミ、遊環に小判を描くことで、財宝と福徳の神様を表現している。バックライト点灯時に浮かび上がるELグラフィックは「O」の文字。その他の機能や仕様はベースモデルと同様。2万3,000円で2019年1月発売。
■寿老人（DW-5700SLG-7JR）
寿老人（DW-5700SLG-7JR）
今年、久々の再販で人気が再燃した「DW-5750E」がベースモデル。ホワイトケース×ウォームグレーのプリントのコンビネーションが、ウィンターファッションにマッチしそうだ。図柄は寿老人が持つ巻物と、健康の象徴である桃。
巻物は遊環にも描かれているが、これは寿老人は書画の鑑定ができるという説話から得たイコンとのこと。バックライト点灯時に浮かび上がるELグラフィックは「C」。その他の機能や仕様はベースモデルと同様。1万7,500円で2019年2月発売。
■福禄寿（GBD-8000SLG-3JR）
福禄寿（GBD-8000SLG-3JR）
幸福と財産、そして長寿をもたらす福禄寿のベースモデルは、G-SHOCKの新スポーツカテゴリー「G-SQUAD」から「GBD-800」。モバイルリンク機能でスマートフォンアプリと接続、カロリー算出やストップウオッチ計算データログ機能、歩数計測（目標達成率グラフィック表示機能付き）などを搭載。長寿をもたらす福禄寿には、まさに最適といわざるを得ないモデルだ。
バンド取り付け部の上下には、長寿の象徴である鶴と亀、バンドには祝い事に欠かせない松竹梅のグラフィックがプリントされている。また、二重の遊環に描かれた3つの星は、福星・禄星・寿星の三星を表しており、これらを神格化したとされる福禄寿の由来を語っている。バックライト点灯時に浮かび上がるELグラフィックは「K」。その他の機能や仕様はベースモデルと同様。1万8,500円で2019年3月発売。
