ソフトブレーンは、CRM/SFA「eセールスマネージャー」に1回の入力で複数商材のステータスを管理できる機能を追加し、10月1日から提供すると発表した。

日本の営業スタイルにおいては、「訪問件数が多い」、「商談期間が短い」、「商材が多品種小ロット」、「予実管理はヨミ表で十分」などの特徴があるが、一般的なCRM/SFAを導入した場合、「商材ごとに案件を立てて入力するのが面倒」、「訪問件数が多すぎて1件ずつ細かく報告するのが面倒」といったように営業現場の負担は増えるにも関わらず、予実管理にはExcelで行っているといった状況があるという。

今回eセールスマネージャーに搭載した、1度の営業報告で複数の商材や商談のステータスについて別々に管理することができる機能は、「多品種小ロットの商材」や「1回の訪問で複数の案件について商談」を行う営業でも、現場の営業担当者の入力は1回で済み、情報は関係するデータや画面にリアルタイムで反映されるため、入れ替わりの早い商材でも見込み数値や確度の管理が容易にできるようになるという。

  • 「定期訪問型営業」「継続提案型営業」でのPDCAイメージ

これにより、特定のエリア内の企業に定期的に訪問したり、固定された顧客へ密に訪問し、ニーズ発生のタイミングを狙って繰り返し提案するといった日本企業に多い営業スタイルに活用できるようになるという。

この機能は、PCはもちろんスマートフォン・タブレット端末でも入力できるよう、ユーザーインタフェースや視認性に工夫を凝らしており、外出の多い営業担当者でも移動中のスキマ時間を使って入力ができるという。