KCCSモバイルエンジニアリング(以下KCME)は10月1日、同社が提供するLPWA規格で通信するセンサデータをターゲットとしたIoTプラットフォーム「miotinc(ミオティンク)」のバージョンアップを本日実施し、数々の新機能を追加したことを発表した。

  • , IoTプラットフォーム「miotinc」

    IoTプラットフォーム「miotinc」

miotincは、通信技術LPWA(Low Power Wide Area)を使ってサービス展開している、Sigfox、NB-IoT、LoRaの通信機器で取得したデータを収集し可視化できるIoTプラットフォーム。

これまでのmiotincは、グラフ表示(線グラフ、棒グラフ、ドーナッツグラフ、タコメータ)、MAP表示、多言語対応、デバイスセキュリティ、ユーザー管理といった機能が搭載されていた。

  • 今回のアップデートで追加されたデバイス管理

    今回のアップデートで追加されたデバイス管理

今回のアップデートにより、従来機能に加えて、顧客が購入したデバイスを登録・管理できる機能、デバイスが送信するデータをmiotincに格納する際の変換設定が行えるペイロード管理機能(Sigfoxペイロード変換/JSON登録から選択可能)、閾値を超えた場合などにEメールやLINE、WhatsAppで通知を登録デバイスで受け取れる機能、 miotincに送信されたデバイスのデータを加工せずに指定のURLやクラウドサービスへデータを転送できるコールバック機能、そしてプラットフォームの利用料を月単位で表示してデバイス追加の際は日割りでの料金表示も行える課金計算機能——が追加された。さらに、既に対応している日本語・英語・韓国語に加え、中国語にも対応するということだ。

  • 新機能「コールバック機能」

    新機能「コールバック機能」