インドに本社を置くITコンサルティング企業Infosysの日本支店は9月20日、新たに人材を獲得し、デジタルマーケティング領域のビジネスを拡大すると発表した。

Infosysでは、3年前からデジタルビジネスに取り組み、世界50カ国でサービスを提供し、1000社以上の顧客がいるという。

同社では、ワールドワイドで16000人のデジタル領域でのエキスパートがおり、今後はこれらの人材を活用しながらデジタルマーケティングビジネスの拡大を図る。

インフォシスリミテッド シニア デジタル エバンジェリスト 星名康雄氏は、「日本ではデジタルビジネスの人材不足が課題だ。Infosysには、デジタル、IT、マーケティングに融合について教育された人材がおり、付加価値の高いものを提供していける。これは、日本の顧客に大きな魅力となる」と語った

  • 国内のデジタルビジネスの責任者を務めるインフォシスリミテッド シニア デジタル エバンジェリスト 星名康雄氏

  • Infosysのデジタルサービス

日本での展開においては、グローバル展開を行う企業に対し、予算、組織、施策を決定するあたり、その参考となる調査をパートナーとともに提供するほか、CMOをサポートするチームを国内におき、インドや米国のチームと連携しながらサポートを行う。

  • 国内での提供サービス

目標としては、今年1社、来年3社、再来年7社と顧客を増やしていく予定で、それにつれて、ビジネスコンサルティングやプロジェクトマネージャの採用を増やすほか、調査を行う企業とのパートナーシップを進めていくという。

星名氏は「デジタルとアナログ融合による体験をどう創出していくかがポイント。体験を重視しながらビジネスを進めていく」と語った。