グローバルウェイは9月19日、「精密機器業界の年収ランキング」を発表した。調査対象は、『図解! 業界地図2018年版』(プレジデント社)に記載があり、対象期間中に「キャリコネ」に雇用形態が正社員のユーザーから給与明細投稿が20件以上寄せられた企業。

同ランキングの平均年収は「キャリコネ」のユーザーから寄せられた情報をもとに算出しているため、 企業が発表している数値とは乖離がある場合がある。

第1位は、新製品の約7割が世界初や業界初という商品開発力とコンサルティング力が強みで、 高報酬で知られるキーエンスだった(平均年収977万円)。 「会社として接待を禁止しているため、 交際費を自費で賄うといったこともない。 ボーナスなどの評価もある意味KPIが明確になっており、 待遇に関しての大きな不満は出にくい」(法人営業/20代後半男性/年収900万円)、 「年に4回のボーナスがあり、 なおかつ額がでかいのでかなり満足している。 日本一給料が高い会社は本当だと思う」(代理店営業/20代前半男性/年収700万円)といったクチコミが寄せられている。

第2位はソニーだった(平均年収744万円)。同社は、2015年から年功序列の要素をなくし、 仕事上の役割に応じて評価を行う「ジョブグレード制度」を採用している。 「若い人であれば、 実力があればすぐに800万円程度にはいくと思われる。 早いうちに実力をつけ、 活躍できる人には十分に高い年収が与えられる」(プログラマ/30代前半男性/年収750万円)など報酬に満足する」といったクチコミが寄せられている。

第3位は横河電機だった(平均年収665万円)。同社の初任給は2017年4月実績で学部卒22万1000円。 「給料は平均より高め。 賞与は多い。 残業手当は基本的に付く」(電気・電子回路設計/30代前半男性/年収800万円)、 「給料はメーカーの中では高いほうだと思う。 職務階級によって給与の幅が階段状に設定されている」(研究開発/40代前半男性/年収840万円)といったクチコミが寄せられている。

  • 精密機器業界の年収ランキング 資料:グローバルウェイ