連続ドラマ「この世界の片隅に」最終話の場面写真 (C)TBS

 こうの史代さんの名作マンガが原作の連続ドラマ「この世界の片隅に」(TBS系、日曜午後9時)の最終話が16日、放送される。昭和20(1945)年秋。すず(松本穂香さん)は径子(尾野真千子さん)らの計らいもあり、妹・すみ(久保田紗友さん)のいる草津へ向かう。そこで祖母・イト(宮本信子さん)と再会するすず。一方、任務を終えて久しぶりに北條家に帰ってきた周作(松坂桃李さん)は、すずを追いかけて草津へ……。

 敗戦で、空襲におびえることもなくなったが、戦時中以上の物不足に日々悩まされる。円太郎(田口トモロヲさん)の再就職が決まり、径子も働きに出る。召集された周作はまだ戻らず、すずは夫の無事を願って前向きに日々を過ごす。そんな秋のある日、広島の実家の様子が分からないでいたすずは、思い切って帰郷する。

 「この世界の片隅に」は、マンガ誌「漫画アクション」(双葉社)で連載され、2009年に「文化庁メディア芸術祭」のマンガ部門優秀賞を受賞した。戦時中、呉に嫁いだ18歳のすずの生活が、戦争激化で崩れていく様子が描かれた。コミックスの累計発行部数は130万部を突破し、片渕須直監督の手がけた劇場版アニメ(16年公開)はロングヒットを記録した。