米で人気急上昇SEVENTEENが語る、LA滞在と今後の予定

先日LAで開催されたK-popフェスティバルKCONで大盛況のステージパフォーマンスを行った13人からなるグループSEVENTEEN。米ローリングストーン誌との独占インタビューで、KCONのステージ、今後の予定などを語ってくれた。

観客動員はおよそ10万人。行われたトークイベントやワークショップは200件前後。2日間での出演アーティストは19組。ロサンゼルスで行われた今年のKCONにまつわるデータはどれも圧巻だが、8月にK-popフェスティバル兼コンベンションを訪れた人々の心に深く刻まれた数字は、たったひとつ。SEVENTEENだ。

ファンクラブ会員数と人気度数、どちらをとってもSEVENTEENはK-pop最大のボーイズグループに挙げられる。13人のメンバーはみな10代~20代前半の若い男子。作曲・プロデュース・振り付け、どれも自分たちが担当するという点が話題となり、2015年にデビューするやまたたくまに、韓国の洗練されたポップシーンの注目の的となった。好奇心旺盛なメンバー13人は大きく3チームに分かれ、互いに助け合っている。ひとつは、エスクプス、ウォヌ、ミンギュ、バーノンらラッパー軍団によるヒップホップチーム。2つ目は、ウジ、ジョンハン、ジョシュア、ドギュム、スングァンらシンガーらによるボーカルチーム。そして3つ目のパフォーマンスチームには、グループ屈指のダンサーであるホシ、ジュン、ディエイト、ディノが顔を揃える。彼らはリリース週の売り上げ枚数で韓国国内の歴代記録を次々塗り替えただけでなく(噂のクロスオーバーバンドBTSといい勝負)、全米チャートでも絶好調。ビルボードのワールド・アルバム・チャートで度々No.1に輝いた、数少ないK-popグループの仲間入りを果たした。

8月12日のKCON最終日、イベントのトリを飾るステージを前に、SEVENTEENはステープルセンターのバックステージで寛いでいた。ステージ上ではおしゃれなハワイアンTシャツや南国風のボタンダウンに破れたジーンズといった、いわゆる南カリフォルニアのサーファーボーイ・ファッションで登場する彼らも、舞台裏ではゆったりめのTシャツ姿。LA在住のジョシュアを含め、メンバーたちはLA滞在中、比較的おとなしく過ごしていた。だが誰もが感じているように、次回の訪米ではこうはいくまい。観客と雑談していた時、2015年のシングル「Mansae」の一部が流れると、会場全体が本能的に、この曲特有のハンドウェイブ・ダンスを踊り始めた。SEVENTEENがアメリカで単独アリーナコンサートを敢行する次のK-popバンドになることは、誰の目にも明らかだ。ローリングストーン誌との独占インタビューに応じた彼らは、自分たちのルーツ、LAでの滞在、そして今後の予定などを語ってくれた。

ーロサンゼルス滞在はいかがですか?

ジョシュア:ものすごくうれしかった。家に帰って、両親や友達と会えたからね。天候にも恵まれたので、ホシと一緒に散歩に出かけたら、iHOPを見つけたので食事した。実際は母親が途中から加わったので、めちゃめちゃ楽しかったよ。でも、僕が一番ハッピーだったのはステージの上。生まれた町でのKCONのステージに立つんだよ。しかも、想像よりもたくさんのファンが集まってくれたおかげで、余計にうれしかった。

バーノン:本当だね。LAは来るたびにいつもいい思い出ばかりだ。特に今回は、僕が大好きでいっつも聞いているアーティストTobi Louに会えて、めちゃ嬉しかった。Tobiに僕の友人を紹介して、一緒に美味しいごはんを食べて、スタジオに行って、仕事のことをいろいろ話したんだ。


ー昨年の北米ツアー以来、初めてのアメリカ訪問ですね。あの当時のシアターツアーを振り返ってみて、いかがですか?

ディノ:まさに「光陰矢のごとし」。あっという間に1年経っちゃった。去年の全米ツアーはすごく新鮮だった。必ずしもステージに立ってるという感じじゃなくて、すごく楽しめたな、というのを覚えているよ。
スングァン:忘れられないツアーだった。ポップスターを目指していたころから憧れていたスターたちのいる国で、自分たちの曲を演奏できるなんて、最高だ。しかも、アメリカにSEVENTEENのファンがいるって聞いてまじ鳥肌が立ったよ。次に来るときは、もっと大きなコンサート会場でたくさんのファンに会いたいな。
ウォヌ:あの時のツアーは、僕にとって癒しの時間だったと思う。盛り上がった雰囲気、大勢のファン、訪れた素敵な街並み――そういうのが全て癒してくれたんだ。
ディエイト:確かにすごく貴重な体験だよね・・・世界はずっと広くて、いろんな人がいることを学んだ。もっと頑張らなきゃという気持ちにもなったね。

ーまだSEVENTEENを知らない人たちに対して、13人それぞれがひとつのグループとして活動していることをどんなふうに伝えますか? ホシ:ぼくらはみんな、本当に長い間ずっと練習してきたんだ。僕らがひとつのチームでいられるのは、互いにリスペクトして、信頼しているからじゃないかな(笑)
エスクプス:SEVENTEENは家族みたいなものだと思う。いつも互いに支え合って、尊敬し合っている。時にはケンカもするけど、会話を重ねてゆくことで、信頼も積み重なっていくんだ。

ーボーイズグループという点では、SEVENTEENは韓国国内だけでなく世界の音楽シーンをリードしています。ここまで多くのファンを獲得できたのはなぜなのか、考えたことはありますか? ホシ: K-popを好きな人がこんなに大勢いるなんてすごいことだ。僕らは、音楽とパフォーマンス、両方の面でK-popの一番になろうと頑張っているんだ。
バーノン:これからもっともっとワクワクするだろうね、だって、自分たちが期待していたよりも多くの人たちが僕の名前を知っているんだから。

ジョシュア:それに、海外でも大勢のファンが僕らの音楽を楽しんでくれているみたいえで、本当にハッピーだよ。

ー前回2017年8月にアメリカを訪れて以来、フルアルバム『TEEN, AGE』に続いて、韓国版スペシャルアルバム『DIRECTORS CUT』、さらには初の日本版ミニアルバムと立て続けにリリース。最近では、7月にミニアルバム『YOU MAKE MY DAY』が発売になりました。今後のリリース予定は?
ミンギュ:『YOU MAKE MY DAY』が発売されるまで、5か月間オフだったんだ。でも僕は早く仕事がしたくて、ソワソワしていた。一刻も早く新曲を出したくてうずうずしてたんだ。でも、このアルバムの準備をするときはすごく慎重だったと思う。ファンに受けるようなものを作りたかったから。
ジョンハン:今回は夏のアルバムだったから、曲はどれもウキウキする、クールな感じに仕上がった。今回のアルバムに限っては、リハーサルルームで曲を聞きながらフリースタイルで振り付けしたんだ。


ーSEVENTEENは最近日本で、初のオリジナルシングル「Call Call Call!」をリリースしましたね。この曲は韓国版と比べるとかなりエッジィな感じがします。ウジ、この曲を制作プロデュースしていた時は、どんなことを考えていたんですか?

ウジ:エッジィっていうのは誉め言葉だよね?(笑)どうもありがとう。日本版は新しいチャレンジだった。難しいっていうよりも、すごく興味深かった。結果的には上手くいったと思うよ。

ーあなたたちはヒップホップ、ボーカル、パフォーマンス、3つのチームに分かれています。今年の初めには、スングァン、ホシ、ドギュムの3人がBoo Seok Soon名義で曲をリリースしました。今後もこのようなメンバーシャッフルが見られるのでしょうか?

ドギュム:僕らはいつも、いろんなチームの可能性を考えているんだ。ファンのみんなにはSEVENTEENとしての音楽はもちろん、いろんなチーム編成も楽しんでほしいな。

ホシ:これだけ大勢のメンバーがいるってことは、いろいろ違ったことができるということ。僕からも、ファンの皆には期待してほしい。

ウジ:いろんな組み合わせが可能なのが、SEVENTEENの強みだと思う。この先、また新しい面白いユニットが登場するかって?(笑)僕らもファンのみんなと同じく、興味津々だよ。


ー2015年にデビューして以来、グループとしての成長をどう感じていますか? そしてSEVENTEENは今後、どこへ向かっていくのでしょう?

ジュン:ステージ上のメンバーを見ていると、自分でも時々びっくりするんだ(笑)僕らはステージの上で大きな成長を遂げたと思うよ。顔の表情とか、ダンスの振りとか、その他細かい点を見ればわかる。自分自身に関していえば、僕がここまで成長できたのは、お客さんに僕自身のいい姿を見せたいと努力してきたからだと思う。

スングァン:僕がまだ練習生だったころ、とにかくデビューしたくて、メンバーと一緒に必死になって、明け方まで練習した。でも僕らは今でも、アルバムやステージのために準備しながら、徹夜して練習しているんだよ。僕たちがここまで成長できたのは、世界中のカラット(オフィシャルファンクラブのメンバー)の愛とサポートのおかげ。みんなの変わらぬサポートのおかげだ。

ウジ:僕らは今でも成長し続けてる・・・よね?(笑)この先もずっと素晴らしいパフォーマンスができるグループでありたいし、これからも成長し続けて、僕らの音楽とパフォーマンスでもっともっと大勢の人たちをハッピーにしたい。

エスクプス:2018年はたくさんの場所でファンに会いたいな。それと、いい音楽、いいパフォーマンスを続けていきたい。だから今後も僕たちに期待してください! そしてSEVENTEENに愛と声援を送ってください。応援ありがとう。