映画「チア男!!」のキャスト(C)朝井リョウ/集英社・LET’S GO BREAKERS PROJECT

 直木賞作家の朝井リョウさんの小説を、俳優の横浜流星さんと中尾暢樹さんがダブル主演で実写化する映画「チア男子!!」(風間太樹監督、2019年公開)の主要キャストとして浅香航大さん、瀬戸利樹さん、ダンス&ボーカルグループ「THE RAMPAGE from EXILE TRIBE」の岩谷翔吾さん、菅原健さん、小平大智さんが出演することが15日、明らかになった。併せてクランクインまでの間、3カ月以上にわたって行われたキャストらのチアの練習を追ったメーキング動画「チア男子!! メーキング超特報」も公開された。

 浅香さんは、一匹狼で理屈っぽいが青春の熱を感じさせる秀才、溝口渉を、瀬戸さんはチア経験者の爽やかなイケメンだが過去に傷を持つ徳川翔を、岩谷さんは運動神経のいい長谷川弦を演じる。弦と幼ななじみの鈴木総一郎役で菅原さん、体重100キロ超のスポーツ未経験者、遠野浩司(通称・トン)役で小平さんが出演する。

 メーキング映像は約1分で、キャストがチアの動きを合わせる様子や、全員で床に寝転ぶ姿、リフトに挑戦するも落下してしまう様子などが収められている。

 「チア男子!!」は、朝井さんが大学在学中に、男子チアチーム「SHOCKERS」をモデルに執筆。累計17万部の人気作で、これまでマンガ化やテレビアニメ化、舞台化されてきた。道場の長男として幼いころから柔道を続けてきた大学1年生の坂東晴希がけがをきっかけに柔道をやめ、親友の橋本一馬とともに男子チアチームの結成を目指す青春物語。映画では、柔道一家の中でどうしても姉に届かない自分の柔道の才能に苦悩し、男子チアの世界へ飛び込む晴希を横浜さんが、晴希の幼なじみで男子チアチーム「BREAKERS」の発起人となる一馬を中尾さんが演じる。

 ◇浅香航大さんのコメント

 僕は今まで部活やサークルを経験してこなかったので、時間に限りがある中で何かに向かって一生懸命打ち込むことに、怖いというイメージがありました。青春って、失う怖さや切なさ、虚無感が伴うんじゃないかと。だけど今回、数カ月練習をしてきて、僕たちにチアを教えてくださっているSHOCKERSのOBの方たちの、チアについて語っている顔が皆さん輝いていて、すてきな笑顔をされているのが印象的で。僕もこの作品を通して、自分自身がそんなふうに笑えるようになりたい、作品が皆さんに届くまで本気で青春したいなと思います。映画館に見に来てくださった方々が、映画を見た後に、すてきな笑顔になってくれたらうれしいです。そして個人的には2度目の朝井リョウさん原作作品(前回は2012年公開の「桐島、部活やめるってよ」)。今回はどんな青春を送らせてもらえるのか、期待に胸が膨らみます。初心に帰って挑みます。

 ◇瀬戸利樹さんのコメント

 最初は何もできない状態で不安もありましたが、翔はメンバーの中でも唯一の経験者というところもあるので、他のメンバーよりも美しくパフォーマンスをすることを意識して練習しています。僕達BREAKERSの姿が、これから新しい何かに挑戦しようとしている方への後押しになるよう、そして皆さんを笑顔にできるよう頑張ります。翔を見て、前に進む一歩を感じていただければなと思います!

 ◇岩谷翔吾さんのコメント

 スクリーンでのお芝居もチアも何もかも初挑戦なので、自分はただがむしゃらに頑張ることしかできないと思い、練習から気合を入れて参加しています。練習が進むにつれて7人の絆が深まり、役を越えて本当の仲間になれている、きっといい作品になると強く感じています。みんな何もできないところから始めて、全力で練習して、まだまだ形はきれいじゃないけれど、7人でがむしゃらにやっている姿が、感動につながると思います。見た人の背中を押すような、自分も何かできるんじゃないかと思ってもらえるような映画にしたいです。全力で挑みます。楽しみにしていてください!

 ◇菅原健さんのコメント

 みんなより少し遅れて現場に入ったのですが、温かく迎えてもらって、練習にもどうにか追いついて、少しずつチアらしくなってきました。本番でイチローとしてちゃんと表現するためにも、撮影までもっと頑張ろうと思っています。この映画は、見終わった後、自分も何か新しいことを始めようと思うきっかけになると思うので、ぜひ楽しみにしていてください!

 ◇小平大智さんのコメント

 原作や脚本を読んで、トンちゃんのことをすごくすてきだなと感じました。そして、僕と似ているところもあるけれど、僕よりもずっと強い人だ。トンちゃんのようになりたい。そんなふうに練習を始めてから思うようになりました。トンちゃんや僕みたいに、もっと頑張りたいのにできなかったり、不安や怖いという気持ちを持ってしまう人はたくさんいると思うんです。そんな人に「この太った人が頑張っているなら私も頑張ろうかな」と思ってもらえるように、精いっぱい頑張りたいです。映画を通して、僕が練習中にいただいたものをちゃんと返したい、ちゃんと伝えたいと思っています。