日本マイクロソフトは9月12日、2018年9月のセキュリティ更新プログラムを公開した。JPCERT/CCは、脆弱性を悪用された場合、リモートからの攻撃によって任意のコードが実行されるおそれがあるとして、注意を呼び掛けている。

更新プログラムが公開されたソフトウェアは、以下の通り。

  • Internet Explorer
  • Microsoft Edge
  • Microsoft Windows
  • Microsoft Office、Microsoft Office Servers および Web Apps
  • ChakraCore
  • Adobe Flash Player
  • Microsoft.Data.OData
  • ASP.NET

深刻度が「緊急」に分類される脆弱性を抱えているのは、Windows 10 および Windows Server 2016 のすべてのバージョン (Microsoft Edge を含まない)、Microsoft Edge、Windows 8.1 および Windows Server 2012 R2、Windows Server 2012、Windows RT 8.1、Windows Server 2008、Internet Explorer、Microsoft Office 関連のソフトウェア、.NET Framework、ChakraCore と ASP.NET Core

  • 2018年9月のセキュリティ更新プログラム 資料:日本マイクロソフト

マイクロソフトによると、CVE-2018-8440 (重要) の脆弱性の悪用を確認しているという。

今月よりWindows Server 2008はロールアップモデルでの更新プログラムの提供を開始した。これにより、月例のロールアップ4458010 とセキュリティのみの更新プログラム4457984の2つの更新プログラムがリリースされている。