手づくり甘納豆店から生まれた意外なスイーツ、夏限定のお楽しみ「まめみつ氷」

金沢三大茶屋街のひとつに数えられる、にし茶屋街。車が行き交う大通りから一歩入ると、石畳に出格子の町家が連なり、まるでここだけ時間がゆっくりと流れているような錯覚を覚えます。ガス灯が立つ角にある甘納豆かわむらを右に折れると「MAME ノマノマ」です。

にし茶屋街へは、JR金沢駅から約20分程。妙立寺や室生犀星記念館、金沢の街中からも徒歩圏内なので、散歩がてら足を延ばすのもおすすめです。

甘納豆かわむらの裏手にあった元芸妓の住まいをリノベーションした「MAME ノマノマ」。家の中にあった白壁の蔵をそのまま残した庭にはベンチがあり、風情ある空間で甘味を楽しめます。



「MAME ノマノマ」で味わえるのは、甘納豆を炊く過程でできるまめ蜜や餡を使ったスイーツ。今の時期限定のかき氷は、水羊羹や能登大納言、とら豆、雪てぼう豆の3色豆ゼリーといったかわむら特製の甘味の上に、細かい刃でかいサクサクの氷を重ね、シロップとしてまめ蜜をまわしかけたもの。粒餡を挟んだミニ最中もトッピングされお得感もいっぱいです。

まめ蜜には豆の風味と栄養がたっぷりとけ込んでおり、独自のほっこりとした香りとやさしい甘さ。甘納豆専門店でなければ出会えない味わいです。

まめ蜜は以前から甘納豆かわむらで販売されているのですが、「MAME ノマノマ」では工房直送のできたてを使っています。

餡とチーズの組み合わせの妙を味わう最中スイーツには、驚くほど短い賞味期限が設けられており話題に。これは、「パリパリの食感を楽しんでほしい」という想いから。受け取ったらすぐにかぶりつくのが正解です。

甘塩っぱさの中に柚子のさわやかな香りが広がる、塩豆餡&柚子ピール入りクリームチーズ(350円)は賞味期限5分!ベストコンディションのうちに食べきってくださいね。

いちごやシャインマスカット、桃など旬の果物&クリームチーズ&餡の組み合わせは今後も季節ごとに登場するとのこと。
昨年のいちごもなかには、石川県生まれの大粒ぶどうルビーロマンの餡が使われたそう。こちらの賞味期限は2分!今年はどんな味が登場するか楽しみです。


帰りは併設する甘納豆かわむらへ。特定農家で栽培された豆を大釜で炊き、保存料や着色料など加えず仕上げる甘納豆は、豆や素材のおいしさをしみじみと感じさせてくれます。にし茶屋街でしか買えないというのも訪れる価値と楽しみがあるというもの。ぜひ立ち寄ってみてください。