NTTデータとBeeXは、SAP基盤技術やシステム移行を中心としたクラウド事業分野において資本業務提携したと発表した。

基幹系システムの稼働基盤をクラウドへ刷新するニーズが高まっていることから、SAP等基幹系システムの導入・運用実績があるNTTデータグループと、パブリッククラウドの技術、サービス活用ノウハウに強みを持つBeeXが協業することにより、クラウド基盤を活用したエンタープライズシステム事業を相互に加速するとしている。

提携により、SAP環境をクラウド上に構築、クラウドマイグレーション案件の創出や技術・人材交流を実施する。また2025年には、SAP ERP 6.0のサポート終了期限を迎えるため、SAP S/4HANAへのコンバージョン需要が拡大すると予想されることから、クラウドファーストの要望に応えるサービスを提供できる体制を強化する。

なお、NTTデータは本提携により、BeeXが実施する第三者割当増資の引き受ける。