石川県金沢港大野からくり記念館【石川県】

大野弁吉は江戸末期から明治維新にかけての科学技術者。精密なからくり人形や木彫、ガラス細工、塗り物、蒔絵などを数々残しています。その大野弁吉の技術や作品を中心に、「からくりの世界」を展示しているのがこの施設。ロケーションは金沢市の中心街から少し離れた港町。からくりパズルで遊んだり、見たり触ったりと、興味深い体験が楽しめます。

技術立国日本の原点がからくり人形から垣間見えてくる


「からくり」とは古い時代の機械仕掛けのこと。からくりには当時の職人の創意工夫や美的感覚が随所に生かされていて、日本人の技術の高さが偲ばれます。 大野弁吉は理化学、医学、天文学、鉱山学、写真術、航海術を修得した科学技術者。京都で生まれ、30歳で加賀に永住、そして数々の作品を生み出しました。「大野からくり記念館」ではこうした大野弁吉の製作物をはじめ、日本のからくりの歴史などが紹介されています。 施設は金沢港に位置し、長い渡り廊下と円形の建物は北前船のイメージ。日本海に突き出すように建っています。入館し、エントランスから渡り廊下を歩いて行くと、徐々にからくりの不思議な世界に誘われていくよう。 見どころは、やっぱりからくり人形の数々。「茶運び人形」や「鼓笛児童」などの「座敷からくり」、また「のぞきからくり」など精巧なつくりには感心してしまいます。 「子供からくり体験棟」ではいろいろな遊べるおもちゃが用意されていて、木製パズルの数々には、大人もつい夢中になってしまうほど楽しめますよ。企画展も随時行われているので、お出かけ前には公式HPのチェックを。