ASUS JAPANは8月21日、NVIDIAの最新GPU「GeForce RTX 2080 Ti」「GeForce RTX 2080」を搭載したグラフィックスカード4製品を発表した。ただし、現時点で発売日や価格は未定。NVIDIAはワールドワイドで9月20日の発売をアナウンスしている。

「GeForce RTX 2080 Ti」「GeForce RTX 2080」は、NVIDIAの最新アーキテクチャ「Turing」ベースのコンシューマ向けGPU。フォトリアルなグラフィックを表現するレイトレーシング用のRTコアを実装し、高い負荷がかかるレイトレーシングでもリアルタイムで処理可能な性能を実現した。

グラフィックスメモリとしてGDDR6を新たに採用。従来のGDDR5と比較して、高速に動作し、広いメモリ帯域幅を備える。

DUAL-RTX2080TI-O11G

  • DUAL-RTX2080TI-O11G

2連ファン搭載のオリジナルクーラーを採用。独自のウイングブレードで風圧が2倍に向上。さらにヒートシンクの面積を50%広くすることで、冷却性能を高めた。このほか、アルミ製のバックプレートによって重さによる、基板の曲がりを防ぐ。

メモリが11GB GDDR6、メモリインタフェースが352bit。出力インタフェースがHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×3、USB Type-C×1。

ROG-STRIX-RTX2080-O8G-GAMING

  • ROG-STRIX-RTX2080-O8G-GAMING

外排気タイプのクーラーを採用。複数枚のカードを取り付けた場合でも、エアフローを確保する。ファンの軸受けに2つのボールベアリングを使用し、長寿命を実現した。

メモリが11GB GDDR6、メモリインタフェースが352bit。出力インタフェースがHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×2、USB Type-C×1。

ROG-STRIX-RTX2080-O8G-GAMING

  • ROG-STRIX-RTX2080-O8G-GAMING

3連ファン搭載のオリジナルクーラーを採用。GPUとヒートスプレッダの接触面積を約2倍にした「MaxContact」で、高い熱伝導を実現するほか、エアフローが向上したAxial-techファンを搭載する。

メモリが8GB GDDR6、メモリインタフェースが256bit。出力インタフェースがHDMI 2.0b×2、DisplayPort 1.4×2、USB Type-C×1。

DUAL-RTX2080-O8G

DUAL-RTX2080TI-O11Gと同様にウイングブレードファンや大型のヒートシンク、アルミ製のバックプレートを備える。

メモリが8GB GDDR6、メモリインタフェースが256bit。出力インタフェースがHDMI 2.0b×1、DisplayPort 1.4×2、USB Type-C×1。