グローバルウェイはこのほど、運営する企業口コミ・給与明細サイト「キャリコネ」において、 「自動車・輸送用機器業界の働きやすい企業ランキング」を発表した。

同ランキングは、「キャリコネ」のユーザーが回答した「労働時間」「やりがい」「ストレス」「休日」「給与」「ホワイト度」の評価の平均点をまとめたもの。

第1位は、本田技研工業(ホンダ)が獲得した。同社は1970年代から完全週5日制の導入や有給休暇取得推進などを行い、労働時間短縮に注力しており、「労働時間」「休日」「ホワイト度」の項目で他社に点差をつけたという。

研究開発を担当する20代前半の男性社員(年収700万円)からは、「サービス残業などはできないようにしっかり勤怠管理されているので、働いたぶんはきっちりもらえる。忙しい部署では、年間360時間の残業を超えないように業務調整などに苦労することもあるようだ。フレックスタイムも導入され、時間を個人で調整できるのは嬉しい。働き方も多様性がある」というコメントが寄せられている。

第2位はトヨタ自動車(TOYOTA)、第3位はデンソー、第4位は日産自動車と川崎重工となっている。

トヨタは、毎月45時間分の残業代支給を保証する制度や在宅勤務制度の対象拡大などを実施しているほか、2018年には病院と連携し、早朝・宿泊保育が可能な保育施設も新設。評価項目別では「給与の満足度」「仕事のやりがい」「ストレス度の低さ」でトップだったという。

  • 業界の働きやすい企業ランキング 資料:キャリコネ