クルマのお役立ち情報[2018.08.10 UP]


【SUV特集】徹底分析! フォレスター、CX-5、エクストレイルでお買い得なのはどれ?



今、ミッドサイズSUVがアツい!


 路面を選ばない安定した走破性能を持ち、なおかつスタイリッシュなルックスのSUVは、今やクルマ選びの定番チョイスと言っていい。グーネット検索ランキングを見てもSUVの注目度が高いのは一目瞭然だ。少し前はコンパクトSUVがブームだったが、今年のトレンドはなんと言ってもミッドサイズ。先日スバル フォレスターがフルモデルチェンジを受けたほか、ホンダは近々新型CR-Vを日本市場で再導入する予定だ。またトヨタでは、ニューヨークショーでお披露目した新型RAV4のティザーサイトを立ち上げ、2019年春に発売予定と告知している。以上のように、今年から来年にかけて各メーカー渾身のニューモデルがいくつもデビューを控えている状況。

 そんな背景もあり、今回注目するのは人気の中古ミッドサイズSUV。現在このクラスの国産御三家と言えば、スバル フォレスター、マツダ CX-5、日産 エクストレイルなので、この3モデルの相場状況を徹底分析してみたい。ちなみに、フォレスターとCX-5は新型登場からあまり時間が経っていないから、これらは先代モデルに注目する。


3モデルの中古車平均価格をチェック


 それでは、今回のテーマとなるミッドサイズSUV3モデルの中古車平均価格を見ていこう。

モデル別中古車平均価格
モデル名 中古車平均価格
 スバル フォレスター(先代) 208万円
 マツダ CX-5(先代) 187万円
 日産 エクストレイル 228万円
※中古車平均価格はグーネット2018年8月2日現在のデータによる。



 これを見ると、このクラスの平均価格は概ね200万円前後となっており、どのモデルも経年の割に高値をキープする傾向にある。これはミッドサイズに限らず、コンパクトSUVでも同様の傾向。とは言え年式や走行距離などの条件を絞り込めば、もっと低予算で狙うことが可能。以降、車種ごとに中古車データを掘り下げていこう。


スバル フォレスター(先代)の中古車動向は?


 先日、スバルの人気モデル、フォレスターがフルモデルチェンジを受けた。外観はキープコンセプトだが、プラットフォームは完全に一新され、インプレッサと同じく「スバルグローバルプラットフォーム」が与えられた。また、モーターアシストの「e-BOXER」も追加されるなど、見た目以上に中身の進化が著しい。新型はまだ登場したばかりで中古車は流通していないため、2012年12月に発売された先代モデルは2カ月前の調査とさほど変わらない相場状況となる。3年落ち以降の新しい物件はかなり相場が高いが、2012年~2014年式辺りなら100万円台の物件が豊富に流通する。とは言え、全体的に極端な低価格の個体は少ないから、最低でも150万円前後の予算は用意しておく必要がある。なお新型フォレスターの中古車が市場に出まわる今年後半から来年にかけて相場がさらに下がる可能性もあるから、もうしばらく待つのも手だろう。 


オススメグレードは?


 先代フォレスターの中心となるグレードがターボモデルの「XT」で、物件の半数近くを占めている。次いで自然吸気の「2.0i-L」が多いが、前者のほうが10万円ほど相場が高い。選ぶならこのどちらかになるが、グーネットとしてはパワフルな走りが楽しめるターボに注目したい。なお、ほとんどの物件はアイサイトが装着されているものの、稀に未搭載の個体もあるから注意。アイサイトはフォレスターを買うならマストの装備。グレード名に「アイサイト」の表記の有無で判別できるので、ぜひ覚えておこう。


マツダ CX-5(先代)の中古車動向は?


 魂動デザインを採用した最初の市販車が先代CX-5で、2012年2月にデビュー。2017年2月まで5年間生産されたが、物件数はかなり豊富で買いやすい。パワートレーンは、ガソリンとディーゼルの両方を選べるのがライバルにはない特徴で、とくにディーゼル車の物件が非常に充実している。スタイリッシュな外観のイメージどおり、走りはライバルと比べてスポーティで運転が楽しめるクルマだ。平均価格は187万円と安く、走行距離5万km程度なら、150万円前後の予算があれば十分。2015年にマイナーチェンジを受け、これ以降の相場は高めだから、価格重視なら前期型をオススメしたい。ちなみに新型CX-5は平均価格が290万円と、先代よりも100万円ほど高い。デビューから1年しか経っていないが、意外と物件が豊富だから、予算にゆとりがあればこちらを探してみるのもアリ。


オススメグレードは?


 先代CX-5は、ガソリン2.0Lの「20S」、2.5Lの「25S」、ディーゼル2.2Lの「XD」という3グレードが主軸となっている。相場がもっとも低いのは「20S」で、平均価格は161万円。物件数もそれなりに揃っているから、有力な選択肢と言っていい。一方「25S」はほとんど流通しておらず、買いにくい。排気量の大きい2.5Lモデルは、新車販売時の不人気グレードだったということだろう。一方CX-5を特徴付けるクリーンディーゼル「XD」は、平均価格が190万円とガソリン車よりも30万円ほど相場が高くなっている。しかし物件数は桁違いに豊富なので、今買うべきはこちらのほうかもしれない。走り、燃費、リセールともに有利なイチオシのグレードである。


日産 エクストレイルの中古車動向は?


 今回紹介する3モデルのなかで、唯一の現行モデルが日産エクストレイル。デビューは2013年12月で、今年で丸5年を迎える。デビューがライバルよりも少し遅いため、中古車平均価格は228万円とやや高めとなっており、一見するとお買い得感は高くないように思われる。しかし、物件の大半は2017年登録以降の未使用車や低走行車が大半を占め、これが全体の平均価格を引き上げている要因なのだ。それを除けば平均価格は概ね200万円前後に落ち着き、先に紹介した先代フォレスターや先代CX-5と大差はない。エクストレイルは2017年6月にマイナーチェンジを受け、外観デザインが一新されている。中古車として狙うなら、この改良以前のモデルとなるだろう。2013年式/走行距離5万kmの条件だと150万円前後の予算で購入可能だ。


オススメグレードは?


 パワートレーンは、大別すると2.0Lのガソリンエンジンと同ハイブリッドの2機種。中古車は前者のほうが多く、代表的グレード「20X」は231万円となっている。一方ハイブリッドの代表グレード「20Xハイブリッド」の平均価格は239万円で、ほとんど相場が変わらないから、ハイブリッドのほうがお買い得感は大きい。物件数はやや少ないものの、JC08モード燃費で4km/Lも差があるから、購入後のランニングコストに大きな差が出てくるはず。また、エクストレイルには特別な外観の「モードプレミア」など、さまざまな特別仕様が存在する。多くの場合、このようなモデルもハイブリッドが選べるから嬉しい。


まとめ


 上記3モデルの中古車動向を紹介したが、基本的にはどれも同程度の予算(150万円前後)から狙うことができ、お買い得感に大きな差はない。となると、選ぶポイントはクルマのキャラクターの好み。パワーのある走行フィールと盤石の4WD性能重視ならフォレスター、ディーゼルに興味があればCX-5、そしてアウトドアなどのレジャーでガンガン使いたいならエクストレイルと言った具合だ。いずれのモデルも人気が高いからリセールも安定傾向だから、どのモデルを買っても満足度は高いだろう。