見直すことで削減でき、意識しなくてもその効果が長く続くのが固定費です。あらゆる商品・サービスはどんどん良くなったり、値段も安くなったりするということ。そんな企業の動きや狙いを洞察しつつ、より有利な選択をしたいものです

◆固定費の見直しは節約効果が長く続く
見直すことで削減でき、意識しなくてもその効果が長く続くのが固定費です。そのため、金額の大きい住宅ローンの借り換え、自動車保険など各種保険の見直し、電気料金の契約アンペアの変更といったものは、多くの人が取り組んでいることと思います。サービスが進化するのはどの分野も同じですが、特に変化・進化が激しいのがインターネット関連ではないでしょうか。

かくいう私も、2年契約の縛りが解けたモバイルWi-fiの変更をしました。各社が参入してきたおかげで、数千円もの通信コストの削減ができたのです。とはいえ、今後さらなる安価なサービス、高速で使いやすいサービスが出てきて、おそらく今のプランも相対的に不利な契約になるのだろうと思います。

だからこそカレンダーアプリに、違約金がかからず契約解除が可能になる2年後の日を登録することには、インターネット接続サービスやモバイルネットサービス、携帯電話の料金プランなどを忘れることなく見直すことができるというメリットがあると考えています。

また、激戦市場になってくると、広告費のバラマキ合戦になってきます。たとえば携帯電話の番号を買えずにキャリアを変更できるMNP。顧客獲得のために、変更すれば数万円もらえるキャンペーンもあります。

◆金持ちは最新OSにすぐに飛びつかない
ただ私は、パソコンもスマホも、最新OSにはすぐに飛びつかないようにしています。というのも、どうしても初期ではバグがあったり対応アプリが少なかったりして、使い勝手が悪いことが多いからです。パソコンやスマホの操作で時間と労力が失われるのはもったいないので、変更するときは最新OSの次の改良版が出て、動作が安定したのがわかってからにしています。

それはともかく、みなさんが勤めている会社に競合他社がいて、競争に打ち勝つべく仕事に励んでいるということは、あなたの会社が売る商品もサービスもより進化しているということです。そしてそれは、すべての企業に言えることです。ですから、あらゆる商品・サービスはどんどん良くなったり、値段も安くなったりするということ。そんな企業の動きや狙いを洞察しつつ、より有利な選択をしたいものです。
文=午堂 登紀雄(マネーガイド)