金沢・兼六園からすぐ!日本家屋を改装した小さなホテル「カメリアイン 雪椿」

兼六園や金沢城公園のある兼六園下交差点から徒歩3分。観光地の喧騒が一転、静かな住宅街の中に、白い壁の大きな蔵がみえてきます。昔ながらの蔵と家屋を改築した「カメリアイン 雪椿」です。

純和風の外観を眺めながら玄関を入ると、中は和洋を織り交ぜつつリノーベションされたアットホームな空間になっています。まるで、友人のちょっと大きな素敵なお屋敷に招かれたかのよう。井波彫刻の職人さんが掘った「雪椿」の大きな木彫りの看板も印象的です。ルームキーにもひとつひとつ雪椿が彫られています。

大きな蔵は、天井の高さを生かしてリビングスペースに。オーナーの沢野茂明さんが、ホテル開業前からコツコツ買い足していったという調度品からは、ひとつひとつ暖かさが伝わってきます。ホテルを取り仕切る二代目、真輔さんにとっては「小さいころ怒られると父に閉じ込められた」という蔵ですが、いまでは宿泊客の一番の憩いの場所になっているのだそう。蔵の横の中庭はイングリッシュガーデン風に手入れされています。

それぞれに雰囲気が異なる1〜4人まで宿泊可能なお部屋が6室。ルームナンバーをそれぞれ色つけした加賀友禅のプレートが金沢らしさを演出してくれています。
各部屋をつなぐ廊下には、ちょっとしたバー空間があって、居合わせたお隣の宿泊客との会話も自然に生まれそうなスペースになっています。


旅の楽しみでもある朝食は、緑豊かな庭の光が差し込むダイニングで。2代目の母・陽子さんと妻・由美子さんのママシェフコンビが丹精こめてつくっています。

この日のメニューは、春キャベツのオムレツ、薏苡仁(よくいにん)の薬膳スープ、加賀太きゅうりサラダ、加賀れんこんなど自家製パン、フルーツ、自家製のバラジュースにコーヒー。毎日、近江町市場を歩き回って新鮮な素材を仕入れ、それを生かすための手間暇を惜しまないメニューです。

メインディッシュのキャベツのオムレツには自家栽培の加賀野菜、加賀つるまめをトッピング。ジャークチキンは地元・大野醤油の魚醤(いしる)に漬け込んでいます。

薏苡仁のスープは薬膳料理風の「雪椿」の定番メニューです。
加賀野菜の加賀れんこん、山でとってきた山椒、タケノコを使ったパンも自家製で、どれも焼きたてふわっふわ。
サラダには加賀野菜の加賀太きゅうりも。煮物が定番ですが、定番以外の美味しい食べ方を知ることができるのも嬉しいですね。