シャープは8月6日、同社の太陽電池モジュール「BLACKSOLAR(ブラックソーラー)」で発電した電気を利用し、スマートフォンや携帯電話を手軽に充電できる移動可能型ソーラー充電スタンド「LN-CB1AA」が、千葉県香取郡多古町にある道の駅「多古 あじさい館」に設置されたと発表した。

  • 移動可能型ソーラー充電スタンド「LN-CB1AA」(左から、太陽光パネル側、掲示板側)

BLACKSOLARは従来の結晶モジュールに比べ、受光量をアップさせ、送電ロスと発電ロスを低減。高効率化技術を結集し、発電量をアップさせている。また、低反射ガラスを使用することで、光の取り込み量をアップしている。

「LN-CB1AA」は設置工事、商用電源への接続も不要となっている。そのため、観光地をはじめ、商業施設の店先や飲食店のテラス席などに手軽に設置することが可能。キャスター付きなので移動も可能で、季節や時間帯に応じて陽の当たる場所に移動することができる。

同製品により、道の駅「多古 あじさい館」を訪れた買い物客や観光客は、誰でも無料でスマートフォンや携帯電話を充電することが可能。蓄電池を搭載しているので、日照量が少ない日や夜間でも充電ができるほか、体背面には掲示板があり、イベント情報や地元農産物の紹介、施設案内などに活用される。

  • 道の駅「多古 あじさい館」における設置イメージ