キャットストリート【東京都】

明治通りを渋谷から原宿方面に向かうと、宮下公園交差点の先に斜め右に入る小道に遭遇。その先に歩を進めてみれば、道はクネクネ曲がりながら表参道を突っ切って、さらに先へと続きます。ここは「キャットストリート」と呼ばれ、ファッション系をはじめハイセンスなショップが集う、渋谷の先端的エリアのひとつ。遊歩道として一般車の通行が制限され、どことなくのんびりとした雰囲気も漂っています。

裏原宿のひとつ。明治通りや表参道など表通りとは一味違う雰囲気も魅力


なぜ「キャットストリート」と呼ばれるようになったかというと、猫が多かったので「猫通り」と若者たちが呼んでいたとか、「猫の額のように狭いから」とか、諸説いろいろ。呼び名の由来はどうもはっきりしていないようです。 はっきりしているのは、もともとここには渋谷川が流れ、東京オリンピック(1964年)の年に川の上につくられた道だということ。クネクネ道が曲がっているのは、自然の地形の名残りなんですね。 キャットストリートは、明治通りや表参道といった表通りに比べて小規模なお店が集まり、いわゆるウラハラ(裏原宿)と呼ばれるスポットのひとつ。通りの左右に建ち並ぶのは、ブティックやスポーツウエアショップ、デザイン系の小物ショップ、またレストラン、カフェ、バーなどの飲食店。ちょっと道を外れたところにも、センスのいいお店が点在しています。 古い住宅街でもあったことから、民家をリノベーションしてお店にしているケースが多く、それがキャットストリートの古くて新しい独特の雰囲気を醸成。のんびり散策しながら気になるお店を覗いていると、賑やかな表通りとは一味違う、この界隈のツウになったような楽しみも感じられます。