国際半導体製造装置材料協会(SEMI)は7月30日(米国時間)、SEMI Silicon Manufacturers Group(SMG)によるシリコンウェハ業界の分析結果をもとに、2018年第2四半期のシリコンウェハ出荷面積が、前四半期比で2.5%増の31億6000万平方インチとなり、2四半期連続で過去最高値を更新したと発表した。

SEMIでは、一般的に第2四半期のシリコンの出荷面積は前四半期を上回る傾向があり、2018年もその傾向が当てはまったと説明。堅実な需要が継続していることを強調する。

なお、今回の統計に用いられた値は、ウェハメーカーからエンドユーザーに出荷されたバージンテストウェハ、エピタキシャルウェハを含む鏡面ウェハ、およびノンポリッシュドウェハを集計したもので、前年同期比で見ると、6.1%の増加となっている。

四半期 2017
Q1
2017
Q2
2017
Q3
2017
Q4
2018
Q1
2018
Q2
出荷面積 2858 2978 2997 2977 3084 3160
半導体用シリコンウェハの出荷面積の推移。単位は100万平方インチ)