スペシャルドラマ「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語」に出演する木村文乃さん(一番左)と、「Sexy Zone」の中島健人さん(中央)(C)I・T

 女優の木村文乃さんが、日本テレビのチャリティー番組「24時間テレビ 愛は地球を救う」(8月25~26日放送)内のスペシャルドラマ「ヒーローを作った男 石ノ森章太郎物語」に出演することが22日、分かった。ドラマは、「仮面ライダー」など多くの作品を生み出したマンガ家の故・石ノ森章太郎さんと姉の由恵さんとの家族愛、絆などを描く物語。木村さんは、「Sexy Zone」の中島健人さん演じる石ノ森章太郎(本名・小野寺章太郎)の姉の由恵を演じる。木村さんと中島さんの共演は初めて。

 由恵さんは、石ノ森さんの3歳年上の姉で少年時代からマンガ家を目指していた弟の一番の良き理解者であり支援者。石ノ森さんの上京後、由恵さんも「トキワ荘」に入り支え続け、容姿の美しさから、マンガ家仲間から“トキワ荘のマドンナ”と呼ばれていた。持病のぜんそくの発作で若くして亡くなった。石ノ森さんの作品の多くには、由恵さんをモデルにしたキャラクターがしばしば登場している。

 ドラマは、宮城県石森町で育ち、厳格な父親に反対されながらも、マンガに憧れ上京。由恵のほか多くの人々に支えられながら数々のヒーロー作品を世に送り出していく章太郎を描く。同25日午後9時ごろから放送予定。

 ◇木村文乃さんのコメント

 --由恵さんの役を演じることを初めて聞いた時の印象は。

 石ノ森さんにとってお姉さんの存在はとても大きい、というお話をお聞きしたので、こんな大役を24時間テレビという歴史のある番組で、自分が演じて大丈夫かな、自分で務まるのかなと不安もあります。

 --石ノ森章太郎さんの作品にこれまで接したことは?

 何度もあります。学校の図書館に「サイボーグ009」が置いてあったのでマンガも拝見しました。石ノ森さんの描く女性像がすごく好きです。途中で亡くなる女性キャラクターがいたり、男性のお尻をたたくようなちゃきちゃきした方が多いなという印象から、お姉さんの影響と存在が大きかったのではないかという印象もあります。

 --今回ドラマでは初共演ですが、木村さんから見た中島さんは?

 幸いなことに撮影前に一度、バラエティーでご一緒させていただく機会もあるので、ドラマの撮影が終わるまでには、日常会話ができるくらいにはなりたいです(笑い)。先日(同局系・長時間音楽番組の)「THE MUSIC DAY」を拝見していて、誰よりもパキパキと踊る姿を見て、すべてのことに向き合う姿勢がくみ取れたと思います(笑い)。

 --ドラマに向けての意気込みを。

 実在していらっしゃった、石ノ森章太郎さんのとても大きな力になったという女性を演じさせていただくのはプレッシャーもありますけれど、同年代の女性の方が番組を見てくださった時に、こんなふうに人を支えられる人になりたい、と思っていただけたらいいなと、そんな女性像を、由恵さんを演じられたらいいなと思います。

 ◇中島健人さんのコメント

 --木村さんとの共演だと聞いた時の感想は?  とてもうれしかったです。木村さんが出られたドラマなど拝見させていただいておりますし、数ある作品で華となる存在だという印象があります。まだ数回しかお会いしていないので、今も正直可憐(かれん)で木村さんの目が見られないです(笑い)。

 --中島さんは先にクランクインして石ノ森さんを演じていますが、今思うところは?

 実在する人物を演じさせていただくのはほぼ初めてです。石ノ森先生の完成された人生を、自分の表現力で描くことになる、ということはとても責任のあることですし、プレッシャーも感じています。

 --意気込みを

 クランクインして初日にプロデューサーの方、監督の方から、「とにかく元気にリラックスして演じてくれればいいから」と声をかけていただいたので、うまく肩の力は抜いて演じさせていただけているとは思います。撮影は、まだ序盤なので、ここから木村さん演じる由恵さんとの関係性が、日を追うごとに濃密になっていくと思いますので、常に全体を把握しながら、石ノ森さんの人生全体を把握しながら、楽しんで元気に演じたいと思っています。