AppleがAndroidユーザーに訴求できるポイントは他にもある。例えば、バッテリー持続時間が比較的長い点が挙げられる。Appleは自社で設計するプロセッサとソフトウェアの連携によって、高い処理性能と長いバッテリー持続時間を実現しているのだ。

iOS 12では古いデバイスのパフォーマンスにも配慮し、プロセッサの性能を処理をし始める際に一気にパワーを発し、すぐにアイドリングに戻すことで、操作時の初動のスピードを高める工夫をした。これも、ハードウェアとソフトウェアの自社設計により、深いレベルでの連携を実現していることを端的に表していると言える。

iPhoneには長らく、5Wの充電器が付属してきた。今後の大画面モデルでは、更にバッテリー容量が拡大すると想像されるが、同じ充電器で大容量のバッテリーをチャージしようとすると、当然より長い時間がかかることになる。

一方、大画面化が早く進行していたAndroidスマートフォンでは、microUSBに高出力の充電器を組み合わせた高速充電への対応や、USB-Cを用いたPD(Power Delivery)による高速充電機能の対応が進んできた。

iPhoneの大画面化に合わせて、Appleは、絶対に充電の高速化の問題に取り組まなければならないのだ。