JR西日本は7月定例社長会見にて、2005年に起きた福知山線列車脱線事故現場の整備工事が間もなく完了することを報告した。整備完了後は名称を「祈りの杜(もり) 福知山線列車事故現場」とし、慰霊・鎮魂の場、事故を反省し、安全を誓う場と位置づける。

  • 「祈りの杜(もり) 福知山線列車事故現場」イメージ

事故現場の整備については、遺族や被害者の意向をくみ入れながら、2011年秋から3年余りかけて整備計画を取りまとめ、その後、約3年かけて整備工事を進めてきたという。

整備工事の完了後、まず9月中旬に遺族と被害者を現地に案内し、9月下旬頃から一般にも案内する予定。具体的な日程については改めて発表する。