北澤美術館【長野県】

諏訪湖の東岸、湖畔に面した立地。バルブメーカーのキッツを創業した故北澤利男が長年収集してきた美術コレクションを公開している美術館です。収蔵しているのはエミール・ガレやドーム兄弟など、アール・ヌーヴォーを代表するガラス工芸作家たちの作品、また東山魁夷をはじめとする優れた現代日本画の数々。館内ではそれらの展示と併せ、気鋭の作家による展示会やさまざまな工芸品も販売しています。

エミール・ガレをはじめとするガラス工芸美術作品や日本画壇の巨匠による日本画を展示


キッツ創業者の故北澤利男は、日本画の収集とともにアール・ヌーヴォー期のガラス工芸作品の収集にも力を入れ、世界でも有数のガラス工芸コレクションをつくり上げました。北澤美術館は1983年に開館。公益財団法人組織として地域文化への寄与を目的に、北澤利男のコレクションを一般公開しています。 収蔵している作品は、エミール・ガレやドーム兄弟、ルネ・ラリックなどのガラス工芸美術品が約1000点、現代日本画については東山魁夷、杉山寧、上村松篁、加山又造といった日本画壇の巨匠たちによるものが200点ほど。その中から展覧会のテーマなどに応じて作品の入れ替えを行いながら公開しています。 館内の1Fはガラス工芸品の展示室で、2Fは日本画展示室。展示作品にはそれぞれ解説が付き、案内係による説明も無料で行われているので、アートに詳しくない人も作品群の素晴らしさを理解しながら楽しめるのでは? エントランスホールではガラス細工やその他工芸品が販売され、中2階はガラス張りのティールーム。展示作品を堪能した後は、諏訪湖を眺めながらティータイムでくつろぎのひとときをどうぞ。 ※写真はエミール・ガレによる作品。「ひとよ茸ランプ」(左)と「花形ランプ睡蓮」