トランスコスモスは7月11日、多言語対応ニーズに対応するため、タブレット型の多言語ビデオ通訳サービス「ことばスイッチ」の提供を開始した。

新サービスは、訪日観光客など日本語以外の言語の話者と、日本語を使用する従業員などとの言語コミュニケーションを、タブレットやスマートフォンを通じて行う三者間通訳サービスアプリケーションとなり、同社の多言語コンタクトセンターの担当者が状況や表情を映像で確認しつつ、通訳を行う点が特徴。タブレットやスマートフォン(同社指定の端末)にインストールし、利用することができる。

  • 「ことばスイッチ」の利用イメージ

    「ことばスイッチ」の利用イメージ

また、必要最小限の言語・時間帯に絞り込むことで、利用しやすい提供価格を実現し、現在一般的である定額制の料金体系ではなく、初期費用/固定費用を抑え、利用分の料金が課金される従量課金型のため、使いやすいサービスだという。

さらに、「タブレット端末のレンタルサービス」「端末の初期設定」「付属アクセサリーの用意」「万が一に備えた修理などのサポートサービス」など、顧客企業の多様なニーズに対応するオプションサービスも用意している。

現在、英語、中国語、韓国語に対応し、今後はポルトガル語、スペイン語、タイ語、ベトナム語にも対応を予定。対応時間は9時~21:00、365日となり、初期導入費用は無料、月額固定費は3000円、1分あたり100円の従量課金モデルとなり、アプリダウンロード+ID・パスワードで利用を可能としている。