諏訪湖【長野県】

長野県のほぼ中央に位置する諏訪湖は、周囲約16kmの信州最大の湖。海抜759mの高地にあり、周囲には温泉や博物館、美術館などの施設が充実。また自然豊かな湖畔はぐるりと整備され、ジョギングや散策、サイクリングなどが楽しめます。遊覧船やボートなどのアクティビティーも人気。龍神伝説や武田信玄の水中墓の言い伝えなど、歴史好きにとってもちょっとロマンをくすぐられる湖です。

温泉、見どころ、アクティビティーの施設が充実


長野県有数の観光地、諏訪湖とその周辺にはお楽しみがいっぱい。上諏訪駅周辺は温泉街が広がり、宿泊施設のお風呂はもちろん、足湯施設が数カ所に整備されているので気軽に温泉気分が楽しめます。見どころとしても「諏訪湖博物館」や「北澤美術館」「諏訪市原田泰治美術館」といった文化施設、「SUWAガラスの里」などがあり、水陸両用バスによる「諏訪湖探検ダックツアー」も刺激的。 毎年8月15日に行われる「諏訪湖花火大会」は約4万発の花火を打ち上げる迫力満点の巨大イベントで、チャンスがあればぜひ見ておきたいもの。 また、諏訪盆地の中心に位置する諏訪湖周辺の冬は寒さが厳しく、湖面が全面凍結することも。特に放射冷却など冷える条件が重なると、湖面の氷の表面に収縮亀裂が生じて割れた部分がせり上がってきます(写真)。諏訪湖ではこの現象を「諏訪大社」の神事と結び付けて「御神渡り(おみわたり)」と呼びますが、気候変動のせいか最近はその発現頻度が減っているとのこと。冬場に諏訪湖周辺を旅し、もしこの「御神渡り」に出会えたらラッキーですね。 ちなみに戦国時代の天正元年(1573)4月、上洛の途中に信州で病に倒れた武田信玄は「3年間余の死を秘し、余の遺骨は具足を付けて諏訪の湖に沈めよ」と遺言したのだとか。近年、ソナーによる湖底地形調査の際に菱形の物体(武田菱?)が浮かび上がり、「もしや信玄の水中墓?」と話題になりました。諏訪湖は歴史好きにとってもなかなかロマンをかき立ててくれる湖です。