ソフトバンクとfreeeは7月9日、企業の会計、人事・労務における煩雑な手作業を自動化するRPA(Robotic Process Automation)ロボットを共同開発したと発表した。

両社は、ソフトバンクのRPAソリューション「SynchRoid(シンクロイド)」を活用し、freeeが提供する「クラウド会計ソフト freee」および「人事労務 freee」向けのRPAロボットを開発・提供することで、ユーザーの業務効率化や生産性向上に貢献するほか、RPAによる業務効率化の認知拡大を図るため、両社でRPAの活用セミナーを共同開催する。

  • 連携の概要

    連携の概要

今回、両社は中小企業や個人事業主をはじめとしたユーザーのバックオフィス業務で、RPAロボットを広く一般的に活用を促すため、協業を開始。

連携第1弾として、20業務のRPAロボットを共同開発し、追加でシステム開発を行うことなく、登録作業や他のツールとの連携などを自動化できるため、ユーザーの業務負担を軽減するという。

今後、両社は引き続きRPAロボットを開発・提供するとともに、ユーザーの業務ニーズに合わせてRPAロボットを柔軟に選択・利用できるプラットフォームを構築していく考えだ。