[東京 6日 ロイター] - 証券取引等監視委員会は6日、ネット経由で企業向け融資を仲介する「maneoマーケット」(東京都千代田区)に対して、金融商品取引法に基づき行政処分を出すよう金融庁に勧告したと発表した。

監視委によると、同社は「グリーンインフラレンディング」(東京都港区)が手掛ける再生可能エネルギー事業に融資することをうたって投資家から出資を募ったが、実際にはグリーンインフラレンディングの資金管理がずさんで、グループ会社の増資資金など投資家に示した出資対象事業以外に一部の資金が支出されていた。

監視委は、これが投資家への虚偽説明に当たると判断。maneoマーケットは、投資家が出資した事業会社の資金管理や資金使途を把握する体制も構築していなかった。

2017年12月末時点で、グリーンインフラレンディングへの出資者は3084人、出資残高は約103億円。監視委によると、このうち10億円以上が出資対象事業以外に支出されていた。

(和田崇彦)