6シリーズ14機種の中で、7010シリーズ以外の気になった製品についても簡単に触れておこう。

4K HDR液晶テレビ「4110」シリーズは、65V型、55V型、49V型の3機種構成。65V型の「FL-65U4110」は税別219,800円の価格設定だ。7010シリーズと同様に、HDR10、HLG、Dolby Visionの3つのHDR映像方式に対応。1TBのハードディスクを内蔵し、豊富な録画・再生機能も搭載する。機能的には、7010シリーズとほぼ同等だ。

  • 4110シリーズの65V型モデル「FL-65U4110」

価格訴求力に優れた「3010」シリーズの50V型「FL-50U3010」は、4K対応ながら税別価格で5万円を切る49,800円の価格設定だ。ハードディスクは内蔵せず、ネット動画にも非対応だが、「従来と変わらない使い方ができて、きれいな大画面の安価なテレビが欲しい」というユーザーニーズに応えた製品だ。各社から続々と登場する格安4K液晶テレビに対抗する。

  • 3010シリーズの50V型モデル「FL-50U3010」。4K対応ながら税別49,800円と安い

一方、40V型未満でもハードディスクを標準搭載して、裏番組録画も楽しみたいという声が根強くあるとのことから投入されたのが「2010」シリーズだ。500GBのハードディスクを内蔵する。32V型で税別39,800円を想定する。

  • 2010シリーズの32V型モデル「FL-32H2010」

4K Ultra HD対応のブルーレイレコーダーも

ブルーレイディスクレコーダーでは、4K Ultra HDブルーレイに対応した最上位機種「UTシリーズ」が注目だ。3基のチューナーを搭載し、ハードディスク容量は2TBと1TBの2つの機種を用意する。このほか、4K Ultra HDブルーレイには対応しないHTシリーズとHWシリーズを、チューナー数とハードディスク容量の違いで用意している。

いずれも、「こだわりまるごと録画」や「おすすめ再生」、スマートフォンのアプリと連動してどこでも予約や視聴が可能な機能などを、全モデル共通で搭載する。

  • ブルーレイディスクレコーダーは3シリーズ6機種を用意