「TVアニメ『バキ』放送記念・MX4Dバッキバキ体感上映会」の様子。左から島崎信長、大塚明夫。

板垣恵介原作によるテレビアニメ「バキ」のイベント「TVアニメ『バキ』放送記念・MX4Dバッキバキ体感上映会」が、本日6月30日に東京・TOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催された。

地下闘技場の最年少チャンピオンである主人公・範馬刃牙ら地下闘技場戦士と、世界各国の刑務所から脱獄して東京に集結した死刑囚との闘いを描く「バキ」。上映会後のトークショーには主人公・範馬刃牙役の島崎信長が登壇。島崎が今回の上映会は楽しかったかと客席へ呼びかけると、大きな拍手が返ってくる。

自身も作品のファンだという島崎は今回のMX4Dでの上映が、うらやましかったと話す。司会からMX4D上映で、血の匂いが再現されたことや、不良が刃牙の強さに震えるシーンに合わせて座席が揺れたことなどが明かされると驚きの表情を見せた。

範馬勇次郎役のキャストの登壇もアナウンスされていた本イベント。司会と島崎が勇次郎についてトークを展開する中、突然会場に勇次郎のセリフが響き渡り、勇次郎を演じる大塚明夫が大きな拍手に迎えられて登場する。大塚と島崎は“地上最強の生物”の異名を持つ範馬勇次郎について、ヒグマ、スティーヴン・セガール、「魁!!男塾」に登場する江田島平八といった名前を出してその強さを説明。「こんな人できるかなあ(笑)」と冗談めかしてキャラクターの印象を語り、その強さゆえにどう演じるか模索していると、悩みを打ち明けていた。

また島崎は大塚がこの役に決まったことが、とてもうれしかったと述懐。そのうれしさから、大塚が事務所から話を聞く前にメールを送ってしまったそうで、大塚も何のことかわからないまま返信したと、そのときのやり取りを振り返った。

最後の挨拶で島崎は「刃牙と勇次郎の親子ゲンカを決着させたい」と、アニメシリーズが長く続くことを希望。さらに「期待していただいて間違いないので、バキ盛り上げていってください!」とファンに呼びかけた。

※島崎信長の崎は立つ崎が正式表記。

(c)板垣恵介(週刊少年チャンピオン)/バキ製作委員会