米オラクルは6月21日(現地時間)、Java SEの新たな商用ライセンスとして、月額料金によるサブスクリプション・モデル「Java SE Subscription」 を発表した。

サブスクリプション・モデルでは、月額料金で、ライセンス、アップデート、アップグレード、サポートが提供される。管理ツール「Java Advanced Management Console (AMC) 」などの商用機能やツールも含まれる。Java SEはこれまで初期費用に加え、年額でサポートとメンテナンスが提供されていた。

デスクトップの月額料金は2.5ドル、サーバまたはクラウドでのプロセッサ当たりの月額料金は25ドル。標準の契約期間は1年で、2年および3年の条件がある。ボリュームディスカウントも用意されており、価格帯はFAQサイトで確認することができる。

同社は、「Java SE Subscription」について、長年継続している無償のJava SEのリリースやOpenJDKのエコシステムに対する管理や活動を補うものとしている。

  • 「Oracle Java SE Subscription FAQ」