アライドテレシスは6月22日、産業用オールギガビット・インテリジェント・スイッチ「CentreCOM AT-IE210Lシリーズ」の出荷を6月25日より開始すると発表した。

「AT-IE210Lシリーズ」は、10/100/1000BASE-Tポートを8ポート装備した「AT-IE210L-10GP」、16ポート装備した「AT-IE210L-18GP」から構成される。いずれもSFPスロットを2スロット装備し、オプション(別売)のSFPモジュールを追加することでギガビット光ポートの実装が可能となっている。

10/100/1000BASE-Tポートは、IEEE 802.3at準拠のPoE+給電機能に対応し、1ポート当たり30W、システム全体でAT-IE210L-10GPは124W、AT-IE210L-18GPは247Wまでの電力供給に対応する。

あわせて、IE210Lシリーズ用アプリケーションライセンス「AT-IE210L-FL03」、インダストリアルアプリケーションライセンス「AT-IE210L-FL10」もリリースする。

「AT-IE210Lシリーズ」は、大容量電力と高速通信が必要なHD対応ネットワークカメラや、IEEE 802.11n/ac対応無線LANアクセスポイントの集約などに適しており、ネットワーク機器の一元管理、自動構築、自動復旧等を可能とするAMF(Allied Telesis Management Framework)のメンバー装置に対応している。

価格(税別)は、「AT-IE210L-10GPが15万円、「AT-IE210L-18GP」が25万円、「AT-IE210L-FL03(IE210Lシリーズ用アプリケーションライセンス)」と「AT-IE210L-FL10 (IE210Lシリーズ用インダストリアルアプリケーションライセンス)」が各6万円となっており、それぞれ保守1年、5年、7年付の製品もあわせてリリースされる。