きょう19日(23:15~)に放送されるカンテレ・フジテレビ系番組『セブンルール』では、ドラマでも話題となった出版物の校閲者に密着する。
さまざまな分野でキャリアを輝かせている女性たちに密着し、彼女たちが決めている7つのルールを掘り下げていく同番組。今回は、石原さとみ主演のドラマ『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』(日本テレビ系)でも話題になった職業である校閲者・牟田都子さん(40歳)に密着する。
月の前半は大手出版社の校閲部に勤務し、後半はフリーの校閲者として活動する牟田さんは、小説やエッセイ、ノンフィクションを中心に年間20冊以上の本を校閲。1日10時間以上、1文字1文字徹底的に調べ上げ、1冊の校閲のために確認する資料は30冊に及ぶこともあるという。
誤植が1つもない本を作って当たり前と言われる世界で、彼女は「褒められることのない仕事」で、「何かミスしてるんじゃないか常に不安…」「こんな神経すり減る仕事はしたくない…」と言いながら、朝から晩まで原稿と資料に向き合い、1字1句確認を続ける。「ミスなくきちんとした形で世に送り出してあげたい」という本への思いはどこから生まれるのか…。
牟田さんの仕事ぶりを見て、ドラマ『校閲ガール』に出演していた青木崇高は「想像を絶する大変な仕事」と解説。YOUは「こんな丁寧に生きたことがない」と驚き、作家の本谷有希子は「私が適当なこと書くから…」と、自らが校閲で受けた詳細な指摘の例を告白する。